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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-120 NASAステータスレポート#05

最終更新日:2007年10月26日
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2007年10月25日(木) 午前1時00分(米国中部夏時間)
2007年10月25日(木) 午後3時00分(日本時間)

新しいクルーと新しいモジュールは、わずか数時間後に国際宇宙ステーション(ISS)に到着します。スペースシャトル「ディスカバリー号」は、米国中部夏時間10月25日午前7時33分(日本時間10月25日午後9時33分)にISSにドッキングし、10日間のISSでの共同作業を開始する予定です。

本日のウェイクアップコールは、10月25日午前0時39分(同10月25日午後2時39分)にミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のダニエル・タニのためにかけられた、キング・ハーベストの“Dancing in the Moonlight”でした。タニは今夜就寝するときには、第16次長期滞在クルーのフライトエンジニアとなっている予定です。タニと、今年6月からISSでフライトエンジニアを務めるクレイトン・アンダーソンとの正式な交代は、ドッキングの数時間後に行われる予定です。タニ専用のシートライナーをソユーズ宇宙船に取り付けることによって、正式な交代となります。

スペースシャトルのコマンダーのパメラ・アン・メルロイとクルーは、10月25日午前2時(同10月25日午後4時)少し前にランデブを開始する予定です。10月25日午前6時32分(同10月25日午後8時32分)に、ISSの600フィート(約183m)下方で、アンダーソンとフライトエンジニアのユーリ・マレンチェンコがオービタ底面の耐熱タイルを撮影できるよう、メルロイはディスカバリー号を縦方向に360度回転させる予定です。このときISSから撮影されたデジタル画像はミッションコントロールセンターに送られ、専門家によって損傷がないか調べられる予定です。

10月25日午前7時33分(同10月25日午後9時33分)にドッキングし、その2時間後にハッチが開けられると、クルーは、10月26日に行う第1回船外活動の準備として、「クエスト」(エアロック)への船外活動用装備の移動を開始する予定です。MSのスコット・パラジンスキーとダグラス・ウィーロックはISSの船外に出て、「ハーモニー」(第2結合部)の取出し準備を行います。ハーモニーは「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)で把持されてディスカバリー号のペイロードベイ(貨物室)から取り出され、「ユニティ」(第1結合部)の左舷側に取り付けられます。

ハーモニーは、ディスカバリー号がISSを離れた後、永久的に「デスティニー」(米国実験棟)の前方の定位置に取り付けられる予定で、欧州宇宙機関(ESA)と日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の実験棟を取り付けるための結合機構を提供します。これらの構成要素は2007年末と2008年初めに軌道上に打上げられる予定です。

次回のSTS-120ステータスレポートは、10月25日午後(同10月26日午前)、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-120 MCC Status Report #05(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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