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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-120 NASAステータスレポート#03

最終更新日:2007年10月25日
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2007年10月24日(水) 午前1時00分(米国中部夏時間)
2007年10月24日(水) 午後3時00分(日本時間)

スペースシャトル「ディスカバリー号」のクルーは、国際宇宙ステーション(ISS)にISSプログラム参加国のふたつの実験棟を受け入れるための準備段階となる2週間のミッションの、軌道上で丸1日を過ごす最初の日を開始しました。

STS-120ミッションの主な搭載物は、「ハーモニー」(第2結合部)と呼ばれる結合モジュールです。これによりISSの与圧部分の容量が約18,000平方フィート(約1,672m2)に拡張され、欧州宇宙機関(ESA)と日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の実験棟を取り付けるための結合機構を提供します。これらの構成要素は2007年末と2008年初めに軌道上に輸送される予定です。

今朝、米国中部夏時間10月24日午前0時39分(日本時間10月24日午後2時39分)、ジョン・ラングスタッフが演奏する“Lord of the Dance”が、ウェイクアップコールとしてコマンダーのパメラ・アン・メルロイのために流されました。

本日、メルロイとパイロットのジョージ・ザムカ、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のステファニー・ウィルソン、ダグラス・ウィーロック、スコット・パラジンスキー、ダニエル・タニおよびESAの宇宙飛行士であるパオロ・ネスポリは、スペースシャトルのロボットアーム(SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用して、ディスカバリー号の耐熱シールドの点検を行う予定です。また、10月25日のランデブ時やISSとのドッキングに必要な機材の点検と、スペースシャトルのオービタ・ドッキング・システム(Orbiter Docking System: ODS)にセンターライン・カメラを取り付ける予定です。船外活動を担当するパラジンスキーとウィーロックおよびタニは、10日間のISSとのドッキング中に計画されている5回の船外活動時に着用する宇宙服の準備を行う予定です。

ISSの第16次長期滞在クルーのコマンダーであるペギー・ウィットソン、フライトエンジニアのユーリ・マレンチェンコとクレイトン・アンダーソンは、10月24日午前0時00分(同10月24日午後2時00分)に1日を開始しました。本日は、既にISSの「クエスト」(エアロック)に準備されている宇宙服の調整を行うとともに、10月25日午前7時35分(同10月25日午後9時35分)にディスカバリー号がドッキングする予定のISSの与圧結合アダプター(Pressurized Mating Adapter: PMA)の気密チェックを行う予定です。

宇宙滞在138日目を迎えるアンダーソンは、スペースシャトルのクルーとともに地上に帰還した際の重力の影響に備えて、運動に時間を費やす予定です。タニはISSに残り、ウィットソンやマレンチェンコと一緒に、ハーモニーを「デスティニー」(米国実験棟)前方の定位置に移動する作業を行う予定で、それにより12月初旬に打上げが予定されている次回のミッションで、ESAの「コロンバス」(欧州実験棟)を運ぶことができるようになります。

次回のSTS-120ステータスレポートは10月24日午後(同10月25日午前)、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-120 MCC Status Report #03(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします

 
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