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2007年8月19日(日) 午前4時00分(米国中部夏時間)
2007年8月19日(日) 午後6時00分(日本時間)
国際宇宙ステーション(ISS)にほぼ9日間滞在し成果をあげたスペースシャトル「エンデバー号」は、本日、ISSから分離する予定です。
エンデバー号のコマンダーであるスコット・ケリー、パイロットのチャールズ・ホーバー、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のトレーシー・カードウェル、リチャード・マストラキオ、ダフィット(デイブ)・ウィリアムズ、バーバラ・モーガンおよびベンジャミン・アルヴィン・ドルーJr.は、ISSから分離するこの日は、米国中部夏時間8月19日午前3時37分(日本時間8月19日午後5時37分)に、38スペシャルの“Teacher, Teacher,”で起床しました。この曲は、モーガンのためにかけられました。ISSの第15次長期滞在クルーのコマンダーであるフョードル・ユールチキン、フライトエンジニアのオレッグ・コトフとクレイトン・アンダーソンは、ほぼ同時刻にISSの通常の起床アラームで目覚めました。
エンデバー号とISSのクルーは8月18日午後(同8月18日午前)に別れの挨拶を交わし、8月18日午後4時10分(同8月19日午前6時10分)にエンデバー号とISSの間のハッチが閉じられました。分離は、8月19日午前6時57分(同8月19日午後8時57分)の予定です。エンデバー号はゆっくりとISSから離れ、400フィート(約122m)程度離れた所で、8月19日午前7時25分(同8月19日午後9時25分)頃に離脱のための噴射を行い、ISSの軌道より離れて飛行を始める予定です。
8月19日午前8時30分(同8月19日午後10時30分)過ぎには、スペースシャトルのロボットアーム(SRMS)を使用して、センサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を格納場所から取り出し、エンデバー号の両翼とノーズ・キャップの検査を実施する予定です。スペースシャトルが再突入できる状態であることを確認するためのこの検査が終了すると、8月19日午後1時47分(同8月20日午前3時47分)にはOBSSを再び格納し、その約35分後にSRMSの電源が落とされる予定です。
エンデバー号のクルーは、8月19日午後3時35分(同8月20日午前5時35分)頃から、就寝時間まで4時間ほどの自由時間を取る予定です。1回目の着陸機会は、8月21日午前11時29分(同8月22日午前1時29分)で、フロリダ州NASAケネディ宇宙センター(KSC)に着陸するものです。
ミッション・マネージャらはハリケーン「ディーン」の監視を続けています。本日早朝、「ディーン」は風速が時速145マイル(秒速約64.8 m)で、ハイチのポルトープランスの南約155マイル(約250km)の位置を、西北西に時速約17マイル(約27.4km)で進んでいました。ハリケーン「ディーン」がヒューストンのミッション・コントロールに脅威を及ぼす可能性がある場合には、カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地とニューメキシコ州のホワイトサンズ宇宙基地においても、8月21日(同8月22日)の着陸のための準備が実施される予定です。
次回のSTS-118ステータスレポートは8月19日午後(同8月20日午前)、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-118 MCC Status Report #22(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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