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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-118 NASAステータスレポート#10

最終更新日:2007年8月14日
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2007年8月13日(月) 午前6時00分(米国中部夏時間)
2007年8月13日(月) 午後8時00分(日本時間)

本日、スペースシャトル「エンデバー号」とその船外活動クルーであるリチャード・マストラキオとダフィット(デイブ)・ウィリアムズが行う作業により、国際宇宙ステーション(ISS)に新しいコントロール・モーメント・ジャイロ(Control Moment Gyroscope: CMG)が取り付けられる予定です。

エンデバー号のISSへのフライト中、2回目となる船外活動は、米国中部夏時間8月13日午前10時30分(日本時間8月14日午前0時30分)過ぎに開始される予定です。

エンデバー号のクルーであるコマンダーのスコット・ケリー、パイロットのチャールズ・ホーバー、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のトレーシー・カードウェル、マストラキオ、ウィリアムズ、バーバラ・モーガンおよびベンジャミン・アルヴィン・ドルーJr.、そしてISSクルーのコマンダーであるフョードル・ユールチキン、フライトエンジニアのオレッグ・コトフとクレイトン・アンダーソンは、8月13日午前5時46分(同8月13日午後7時46分)にビリー・プレストンの“Outta Space”で起床しました。この曲は、ドルーJr.のためにかけられました。

ISSのZ1トラスに設置されている4基のCMGは、宇宙空間でISSの姿勢や方向を制御しています。それぞれ重量は600ポンド(約272kg)で回転速度は6,600rpmです。CMG3は去年の10月に故障しました。

ホーバーとアンダーソンが操作する「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)の支援を受けて、マストラキオとウィリアムズが故障したCMGを取り外し、仮置きする予定です。その後ふたりは新しいCMGをZ1トラスへ運び、取付け作業を行い、最後に故障したCMGを船外保管プラットフォーム2(External Stowage Platform: ESP-2)へ運んでそこに固定する予定です。船外活動全体の所要時間は約6時間半を予定しています。

クルーは引き続き、エンデバー号とISS間で機器や消耗品の移送作業を行う予定です。8月12日(同8月13日)に、エンデバー号のISS滞在日数が3日間延長されたので、物資の移送作業は余裕を持って終えられる予定です。

本日午後、ユールチキンとコトフは、「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)内で長時間かけて修理作業を行った、ロシアのコンピュータのパネルを検査する予定です。

次回のSTS-118ステータスレポートは8月13日午後(同8月14日午前)、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-118 MCC Status Report #10(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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