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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-118 NASAステータスレポート#01

最終更新日:2007年8月 9日
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2007年8月8日(水) 午後7時30分(米国中部夏時間)
2007年8月9日(木) 午前9時30分(日本時間)

スペースシャトル「エンデバー号」は、7人の宇宙飛行士をのせ、予定通り米国中部夏時間2007年8月8日午後5時36分(日本時間2007年8月9日午前7時36分)、フロリダの夏空へうなりをあげて飛び立ちました。この7人の宇宙飛行士の中には、教師から宇宙飛行士になったバーバラ・モーガンもいます。

エンデバー号のクルーは、コマンダーのスコット・ケリー、パイロットのチャールズ・ホーバー、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のトレーシー・カードウェル、リチャード・マストラキオ、ダフィッド(デイブ)・ウィリアムズ(カナダ宇宙庁(CSA)所属)、ベンジャミン・アルヴィン・ドルーJr.およびモーガンです。この宇宙飛行士達は、国際宇宙ステーション(ISS)に新しいトラスを取り付け、また故障したコントロール・モーメント・ジャイロ(Control Moment Gyroscopes: CMG)の交換を行う予定です。今回のミッションでは、最大4回の船外活動が実施される予定です。

今回の完璧な打上げにより、モーガンの20年来の夢が実現しました。モーガンは、まず1985年にTeacher in Space Project(TISP)でクリスタ・マコーリフのバックアップクルーとしてNASAに選抜されました。1986年のスペースシャトル「チャレンジャー号」事故以降も、モーガンはNASAで教育関連活動を続け、またアイダホ州の小学校の教職にも復帰しました。そして1998年に、モーガンはNASA宇宙飛行士として選抜されました。今回のミッションでのモーガンの主な任務は、エンデバー号とISS間の物資移送を管理することと、スペースシャトルのロボット・アーム(SRMS)を操縦して支援作業を行うことです。またモーガンはミッション中に教育関連活動も行う予定です。

エンデバー号が打ち上げられた頃、ISSは、カナダのノバスコシア州ハリファックスの南西、大西洋上空212マイル(341km)を飛行していました。ISSでは、第15次長期滞在クルーのコマンダーであるフョードル・ユールチキン、フライトエンジニアのオレッグ・コトフとクレイトン・アンダーソンが、エンデバー号が打ち上げられ、ISSへ向かっていることを聞きました。

エンデバー号は8月10日にISSにドッキングする予定です。スペースシャトルとISSのクルーは、自動車ほどの大きさの新しいトラスセグメントと、新しいCMGを取り付ける作業を共同で行う予定です。またスペースシャトルでは、ISSからエンデバー号へ電力を供給するシステムの試験も行う予定です。このシステムの動作がうまくいった場合、今回のエンデバー号のミッションは14日間に延長される予定です。

スペースシャトルのクルーが就寝するのは8月8日午後11時36分(同8月9日午後1時36分)の予定で、翌8月9日午前7時36分(同8月9日午後9時36分)に起床し、宇宙での最初の丸一日を過ごすこととなります。

出典:STS-118 MCC Status Report #01(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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