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2007年6月12日(火) 午前8時30分(米国中部夏時間)
2007年6月12日(火) 午後10時30分(日本時間)
国際宇宙ステーション(ISS)の新しい太陽電池パドル(Solar Array Wing: SAW)は、本日展開されます。一方、NASAとロシアの宇宙飛行士10名は、今回のスペースシャトル「アトランティス号」の飛行で2回目となる船外活動に向けて準備を行います。
米国中部夏時間6月12日午前8時08分(日本時間6月12日午後10時08分)に、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のジョン・オリバースのためにかけられたルイ・アームストロングの”What a Wonderful World”で、一日が始まりました。オリバースとMSのジェイムズ・ライリーは昨日、6時間15分にわたる船外活動を実施し、S3/S4トラスの設置作業を完了しました。これによって、飛行管制官がこのトラスを起動できるようになりました。
ISSの飛行管制官は昨夜の間に、SAWの両翼を部分的に初期展開させるコマンドを送りました。6月12日午前10時43分(同6月13日午前0時43分)から、アトランティス号のコマンダーであるフレドリック・スターカウ、パイロットのリー・アーシャムボウ、MSのパトリック・フォレスター、スティーブン・スワンソン、サニータ・ウィリアムズ、オリバースおよびライリーは、このSAWが115フィート(約35m)まで完全に展開するのをモニタし、支援する予定です。
昼食の後、アトランティス号のクルー全員は、フォレスターとスワンソンによる明日の船外活動の準備に入る前に、数時間の自由時間を過ごします。フォレスターとスワンソンは、残りのS3/S4トラスの太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)の固定器具を取り外す前に、P6トラス右舷側SAWの初期段階の収納作業を支援する予定です。これは、ISSが軌道を周回中に、新しいS3/S4トラスのSAWが太陽を追尾できるようSARJを回転させるために必要な作業です。
アトランティス号のクルーと、第15次長期滞在クルーのコマンダーであるフョードル・ユールチキンと、フライトエンジニアのオレッグ・コトフおよびクレイトン・アンダーソンは、STS-117ミッションの3回目と4回目の船外活動計画について、ミッション・マネージメント・チーム(MMT)からの連絡を待っています。MMTは、軌道制御システム(Orbital Maneuvering System: OMS)ポッドの耐熱ブランケットのめくれを修理する時間を確保するために、STS-117ミッションを2日間延長し、4回目の船外活動を追加で実施することを決定しました。この修理作業が3回目と4回目の船外活動のどちらで行うかは、本日決定される予定です。
次のSTS-117ステータスレポートは、6月12日午後(同6月13日午前)、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-117 MCC Status Report #08(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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