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NASAステータスレポート(2008年まで)

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #07-23

最終更新日:2007年5月 1日
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第15次長期滞在クルー
2007年4月27日(金) 午後3時00分(米国中部夏時間)
2007年4月28日(土) 午前5時00分(日本時間)

国際宇宙ステーション(ISS)の第15次長期滞在クルーは、ISSでのオリエンテーション第1週目を終え、科学実験や機材のメンテナンスも行いました。

多忙な引継ぎ作業を終えて、コマンダーのフョードル・ユールチキンとフライトエンジニアのオレッグ・コトフおよびサニータ・ウィリアムズは、今週は軽い作業から始めました。第14次長期滞在クルーのコマンダーであったマイケル・ロペズ-アレグリアとフライトエンジニアのミハイル・チューリンは、宇宙旅行者のチャールズ・シモニー氏とともに4月21日に地球に帰還し、これから数週間、ミッション後の報告会とリハビリのため、ロシアの星の街にあるガガーリン宇宙飛行士訓練センター(Gagarin Cosmonaut Training Center: GCTC)に滞在します。

さらに今週、ISSのクルーは医学的および緊急時の技能を維持するための訓練を数回行いました。ユールチキンとコトフは、到着後最初の2週間に行うISSの運用システムに適応するための訓練も開始しました。第14次長期滞在クルーとして滞在してきたウィリアムズは、ふたりがISSに慣れるための手伝いをしています。

4月26日、ウィリアムズは6月8日を打上げ目標としているスペースシャトル「アトランティス号」に搭乗して地球に帰還することになることを伝えられました。このSTS-117ミッションでクレイトン・アンダーソンがISSに到着し、第15次長期滞在クルーに加わります。この交代は当初、8月8日を打上げ目標としているSTS-118ミッションで行う計画となっていました。

NASAのマネージャたちは、詳細なレビューの結果、このクルー交代時期の変更がISSの運用や将来のスペースシャトルによるミッションの目的に影響を与えないことを確認したうえで、変更を承認しました。早期のクルー交代が可能であることから、ウィリアムズを帰還させクレイトンをISSに送るのは早く実施するのが適切であると判断しました。ウィリアムズは帰還するまでに、女性宇宙飛行士としては最長となる宇宙滞在期間記録を樹立する見通しです。

ウィリアムズは、彼女の自由時間に毛細管実験(Capillary Flow Experiment: CFE)の追加実験を完了させました。毛細管流は、微小重力環境下で流体を移動させるために用いられる基本的な方法です。この実験は、毛細管流の特殊な力学を理解するためにISSの微小重力環境を利用するもので、将来の宇宙機開発における流体輸送システムの設計に役立つとされています。

4月23日、ウィリアムズは教育用の実験であるアースカム(Earth Knowledge Acquired by Middle School Students: EarthKAM)のカメラを設置し起動させました。アースカムでは、視界の良い宇宙から地上のさまざまな地理的目標を撮影するために、中学生がISSに搭載されたデジタルカメラの利用計画を立てます。カリフォルニア大学サンディエゴ校の学部生チームが画像を管理し、世界中の一般の人々や参加校の子どもたちが自由に閲覧できるようにウェブサイトに掲載しています。世界7カ国66校の4000人近くの中学生が、今回のアースカム実験に参加しています。

4月27日、ウィリアムズは、SPHERES実験(Synchronized Position Hold, Engage, Reorient, Experimental Satellites: 複数の小型衛星を使い、姿勢や位置を同期させて保持するフォーメーショ ン飛行の船内実験)の一環として、複数の自由飛行型小型衛星の試験飛行を何度か行いました。この実験は、ISS内を飛行させることができる直径約8インチ(約20cm)の球状の衛星を複数個使って行われます。この衛星は、将来の宇宙機に役立つと考えられる編隊飛行と自動ドッキングの基礎的な試験に使われます。バッテリからの電力で駆動するこれらの衛星は、二酸化炭素を推進剤として12個のスラスタを噴射し、ISSの内部を飛行します。

ユールチキンとコトフはISSでの一般的なオリエンテーションを受けると同時に、ロシアの生命維持装置のメンテナンス作業も行いました。エアコンシステムの水分離装置が交換されました。この水分離装置は、エアコンから発生する凝縮水をISS内の空気から分離して、ISS内の湿度を最適な状態に保ちます。

飛行管制官らとミッションマネージャたちは、ISSの軌道高度を上昇させる4月25日のリブースト(軌道上昇)の際に、「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)のメインエンジン2基を試験噴射させました。これはズヴェズダが2000年にISSに到着して以来、初めてのエンジン噴射となりました。また、5月15日に到着する予定のプログレス補給船(25P)と6月に予定されるアトランティス号の到着に備えて、ISSの軌道を最適な状態に調整するため、4月28日にはプログレス補給船(24P)のエンジンを使用するリブーストが予定されています。
ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日程、また世界各地域でのISSの可視状況などについての情報は、http://www.nasa.gov/stationでご覧いただけます。

次回のISSステータスレポートは5月4日、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:International Space Station Status Report #07-23(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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