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NASAステータスレポート(2008年まで)

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #07-22

最終更新日:2007年4月23日
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第14次長期滞在クルー
2007年4月21日(土) 午前8時00分(米国中部夏時間)
2007年4月21日(土) 午後10時00分(日本時間)

国際宇宙ステーション(ISS)の第14次長期滞在クルーのコマンダーであるマイケル・ロペズ-アレグリアとフライトエンジニアのミハイル・チューリン、そして宇宙旅行者のチャールズ・シモニー氏は、ソユーズTMA-9宇宙船(13S)に搭乗し、米国中部夏時間4月21日午前7時31分(日本時間4月21日午後9時31分)に、カザフスタン共和国の草原に着陸しました。

7ヶ月間におよぶ第14次長期滞在ミッション期間中は、いくつかの新記録樹立など、注目すべき出来事が多数ありました。5回の船外活動を実施したロペズ-アレグリアは、自身の船外活動の合計回数を10回とし、さらに船外活動の回数だけでなく累積船外活動時間でも米国記録となる57時間40分を樹立しました。また、1回の飛行での宇宙滞在期間でも、ロペズ-アレグリアは215日を超え、米国記録を達成しました。これは、第4次長期滞在クルーだったダニエル・バーシュとカール・ウォルツが2001年から2002年にかけて樹立した宇宙滞在196日間という記録を上回ります。

第14次長期滞在ミッション期間中に、フライトエンジニアのサニータ・ウィリアムズは、女性宇宙飛行士による船外活動の回数および、累積船外活動時間の記録を更新しました。ウィリアムズは、4回の船外活動を行い、その合計時間は29時間17分となりました。ウィリアムズは第15次長期滞在期間の前半は、引き続きISSに滞在します。

第14次長期滞在クルーが行った船外活動のうち3回は、9日間のうちに実施するという、ISSクルーとしては前例のないものでした。何も準備をしていない状態から船外活動を行うためには、クルーは約100時間の準備作業を行う必要があります。数日間おきに米国の船外活動を連続して行うことで、重複する準備作業を省くことができるため、大幅にクルーの時間を節約することができます。

4月21日午前1時03分(同4月21日午後3時03分)にソユーズ宇宙船のハッチを閉じる前に、ロペズ-アレグリアとチューリンは、第15次長期滞在クルーのコマンダーであるフョードル・ユールチキンとフライトエンジニアのオレッグ・コトフ、そしてウィリアムズに別れの挨拶をしました。第15次長期滞在クルーとシモニー氏は、4月7日にカザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、4月9日にISSに到着しました。米国人実業家のシモニー氏は、ロシア連邦宇宙局(FKA)との商業契約によって飛行し、ISSに12日間滞在しました。

ロペズ-アレグリアとチューリンは、飛行後の報告会と医学検査のため、モスクワ近郊の星の街で数週間過ごす予定です。地上への帰還は当初4月20日の予定でしたが、着陸予定地点の地面がぬかるんでおり、回収用ヘリコプターの運用へ影響が予想されたため、延期されました。帰還を1日遅らせたことで、着陸地点を南に変更することができました。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日程、また世界各地域でのISSの可視状況などについての情報は、http://www.nasa.gov/stationでご覧いただけます。

次回のISSステータスレポートは4月27日、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:International Space Station Status Report #07-22(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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