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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #06-52

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第14次長期滞在クルー
2006年12月1日(金) 午後3時30分(米国中部標準時間)
2006年12月2日(土) 午前6時30分(日本時間)

国際宇宙ステーション(ISS)の第14次長期滞在クルーは、来週予定されているスペースシャトル「ディスカバリー号」のISS到着に向けた準備を進めています。このディスカバリー号のミッションでは、ISSの配線接続を変更する作業を行います。

ディスカバリー号(STS-116ミッション)は、米国中部標準時間12月7日午後8時35分(日本時間12月8日午前11時35分)に打上げが予定されています。今回のSTS-116ミッションでは、9月に新しく取り付けられた太陽電池パドルからの電力をISSに供給できるようにする他、新しいISS長期滞在クルー1名をISSに運びます。

今週、第14次長期滞在クルーのコマンダーであるマイケル・ロペズ-アレグリアと、フライトエンジニアのミハイル・チューリンとトーマス・ライターは、STS-116ミッションの計画を確認しました。3人はSTS-116ミッションで行われることになっている3回の船外活動で使用する「クエスト」(エアロック)と、宇宙服や道具を準備しました。クルーはディスカバリー号に積載して地球に持ち帰る物品の荷造りを行いました。ライターはディスカバリー号で帰還するため、荷物のなかにはライターの私物も含まれています。サニータ・ウィリアムズ宇宙飛行士が、ライターと交代して第14次長期滞在クルーとなります。

今週、飛行管制官らはISSで起こった2つの問題に取り組みましたが、どちらの問題もディスカバリー号の打上げ日程に影響を与えることはないと見られています。

11月29日に行われたISSの高度調整のためのリブースト(軌道上昇)は、途中で停止してしまいました。ロシアの飛行管制官は、スラスタの噴射時にISSの姿勢が微妙に傾いたことを敏感なソフトウェアが感知したためではないかと考えています。この姿勢の変化は正常なものであると考えられていますが、9月に行われた新しい太陽電池パドルとトラスの取付けによってISSの重さとバランスが変化したために起きた初めての現象でした。

プログレス補給船のスラスタは3分16秒間噴射した後、自動的に停止しました。当初は18分22秒間噴射する予定でした。ロシアの管制官は、12月4日にプログレス補給船のスラスタを21分間噴射し、ソフトウェアの調整を行って、リブーストを完了する事にしています。12月4日午後3時35分(同12月5日午前6時35分)頃から予定されているこのリブーストにより、ISSの高度がディスカバリー号のISSとのランデブーに最適化されます。

飛行管制官は、ISSの太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)の問題を検知し自動で解決する新しいソフトウェア・パッケージの試験を行っているときに発生した問題の解析を続けています。SARJは、太陽電池パドルが太陽を追尾するよう回転させるものです。この新しいソフトウェアは、万が一SARJの歯車の噛み合わせに問題が発生した場合でも、飛行管制官が再調整のためのコマンドを送るのを待たずに、自動的に噛み合わせを調整するよう設計されたものです。

しかし、11月28日にこのソフトウェアの動作試験を行っていたところ、遠隔電力制御装置(Remote Power Controller: RPC)と呼ばれるISSのブレーカが遮断されました。RPCは11月29日にはリセットに成功しました。大規模な解析とトラブルシューティングを行った結果、ISS上の機器には問題はないと見られています。しかし、新しいソフトウェアを改良する作業は引き続き行われています。

何か新しいイベントが発生しない限り、次のISSの最新情報は12月7日(日本時間12月8日)のディスカバリー号の打上げから始まるSTS-116ミッションのステータスレポートでお知らせします。ISSクルーの活動状況、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://www.nasa.gov/stationをご覧ください。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2006/iss06-52.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2006年12月4日

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