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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #06-53

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第14次長期滞在クルー
2006年12月29日(金) 午後2時00分(米国中部標準時間)
2006年12月30日(土) 午前5時00分(日本時間)

国際宇宙ステーション(ISS)の3人のクルーは、スペースシャトル「ディスカバリー号」によって運ばれてきた1.8トン以上の機材や物資の荷解き、在庫管理、収納作業を行い、忙しい1週間を過ごしました。

12月25日のクリスマスには、クルーは必要なメンテナンス作業と運動を行った以外は1日休暇をとりました。第14次長期滞在クルーのコマンダーであるマイケル・ロペズ-アレグリアと、フライトエンジニアのミハイル・チューリン、サニータ・ウィリアムズは、12月26日から、米国中部標準時間午前0時(日本時間同日午後3時)に起床し、午後3時30分(同翌日午前6時30分)に就寝するという通常のスケジュールに戻りました。

クルーは今週、ディスカバリー号によって運ばれた物資の荷解き作業をほぼ毎日行いました。クルーは新しい補給物資や機器を在庫管理システム(Inventory Management System: IMS)に入力しました。IMSは、コンピュータとバーコードを利用してISSに搭載されている膨大な物品を管理するためのシステムです。

ロペズ-アレグリアとチューリンは、ISS滞在のマイルストーンをひとつ越えました。12月26日は、ふたりにとって宇宙滞在100日目でした。ウィリアムズは、12月上旬にディスカバリー号に搭乗しISSに到着しました。ウィリアムズには、ISSの内部やISSでの生活に慣れるための時間が毎日1時間与えられています。このような時間は、新しいクルーがISSに到着してから2週間、ISSやその船内での活動に慣れるために設けられています。

ISSでの科学実験も再開しました。今週、クルーは、長期宇宙飛行の心臓機能への影響を調べる実験、栄養状態の評価(Nutritional Status Assessment: Nutrition)、宇宙線の計測、植物の成長実験、長期宇宙飛行中のヒトの血液変化の実験などの実験を行いました。

クルーはさらに、ISSのメンテナンス作業や、長期にわたる宇宙飛行の悪影響を軽減するための1日2時間半の運動も行いました。

次回のISSステータスレポートは1月5日、または新規イベントが発生すれば発行する予定です。ISSクルーの活動状況、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://www.nasa.gov/stationをご覧ください。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2006/iss06-53.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2007年1月4日

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