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国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #06-41
第13次長期滞在クルー 国際宇宙ステーション(ISS)では、これまでISSで6ヶ月間を過ごしてきた第13次長期滞在クルーから、これから軌道上に6ヶ月間を過ごす第14次長期滞在クルーへの引継ぎが続いています。 両クルーの共同での活動は来週まで続き、その後第13次長期滞在クルーのコマンダーであるパベル・ビノグラドフとフライトエンジニアのジェフリー・ウィリアムズ、そして宇宙旅行者のアニューシャ・アンサリ氏は、ソユーズ宇宙船(12S)に乗ってISSを離れ、9月28日に地上へ帰還する予定です。 次の第14次長期滞在クルーのコマンダーでNASAサイエンスオフィサーであるマイケル・ロペズ-アレグリアと、フライトエンジニアのミハイル・チューリンは、9月20日にアンサリ氏と共にISSに到着しました。7月にスペースシャトル「ディスカバリー号」で到着し第13次長期滞在クルーとして滞在している欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士、トーマス・ライターはISSに留まり、第14次長期滞在クルーとなります。アンサリ氏は米国の実業家で、ロシア連邦宇宙局(FSA)との商業契約に基づき、ISSに8日間滞在します。 今週末、ビノグラドフとチューリンは、今週の初めにオーバーヒートを起こしたエレクトロン(酸素発生装置)に新しい液体ユニットを取り付ける作業を行う可能性があります。 来週、NASA TVではいくつかのクルーのイベントを放映する予定です。米国中部夏時間9月25日午前4時40分(日本時間9月25日午後6時40分)には、全てのクルーがロシアのメディアとの記者会見に参加する予定です。9月25日午前11時17分(同9月26日午前1時17分)からは、ウィリアムズとロペズ-アレグリアがCBS NewsとAP Televisionのインタビューに応じる予定です。9月26日午前11時4分(同9月27日午前1時4分)には、ウィリアムズとロペズ-アレグリアがCNN EspanolとHouston Chronicleのインタビューに応じる予定です。9月27日午前11時28分(同9月28日午前1時28分)にはクルーがISSの指揮権の移譲式を行う予定です。 第13次長期滞在クルーとアンサリ氏の出発に伴う別れの挨拶とハッチの閉鎖の模様は、NASA TVで9月28日午後1時35分(同9月29日午前3時35分)から中継が開始される予定です。ISSとソユーズ宇宙船(12S)の間のハッチは9月28日午後1時45分(同9月29日午前3時45分)頃に閉められる予定です。NASA TVでは、9月28日午後4時30分(同9月29日午前6時30分)からソユーズ宇宙船(12S)の分離の模様を中継する予定です。ソユーズ宇宙船(12S)の軌道離脱噴射と着陸の模様は、9月28日午後7時(同9月29日午前9時)から同じくNASA TVで放映する予定です。ソユーズ宇宙船(12S)は、9月28日午後7時20分(同9月29日午前9時20分)にエンジンを噴射して軌道を離脱し、降下を開始する予定です。カザフスタン共和国への着陸は、9月28日午後8時10分(同9月29日午前10時10分)を予定しています。 次のISSステータスレポートは、第13次長期滞在クルーとアンサリ氏の着陸後、または新規イベントが発生すれば発行する予定です。ISSクルーの活動状況、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://www.nasa.gov/stationをご覧ください。 出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2006/iss06-41.html *併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。 最終更新日:2006年9月25日
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