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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #06-38

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第13次長期滞在クルー
2006年8月18日(金) 午後3時00分(米国中部夏時間)
2006年8月19日(土) 午前5時00分(日本時間)

国際宇宙ステーション(ISS)の第13次長期滞在クルーは、今週の大半を8月27日に打上げ予定のスペースシャトル「アトランティス号」(STS-115ミッション)の到着に向けた準備を行い過ごしました。

コマンダーのパベル・ビノグラドフ、フライトエンジニアでNASAサイエンスオフィサーのジェフリー・ウィリアムズ、そして欧州宇宙機関(ESA)のドイツ人宇宙飛行士トーマス・ライターは、アトランティス号による新しいISSのトラスの輸送に向けて準備を行いました。STS-115ミッション中には、新たにP3/P4トラスが取り付けられる予定ですが、このトラスには新しい大きな太陽電池パドルと、太陽電池パドルを常に太陽の方向に向けていられるようにする巨大な回転機構が装備されています。このミッションは、2002年末以来となる、大きな構成要素を運んでのISSの組立て再開となります。

STS-115ミッション中、アトランティス号のクルーは、3回の船外活動を行い、新しいトラスの取付けと、起動を行う予定です。船外活動は、ISSの「クエスト」(エアロック)から行われる事になっています。重さ約15.9トン、バスほどの大きさのトラスをISSに設置するために、スペースシャトルのロボットアーム(SRMS)から「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)へトラスを受け渡すロボットアームの複雑な作業が求められます。

アトランティス号到着に向けた準備として、ISSのクルーはカナダアーム2の操作訓練と、スペースシャトルに搭載して地上に持ち帰る物品の荷造りを行いました。また、クルーはアトランティス号のミッションのタイムラインを確認し、ISSに接近する際に、縦方向に360度回転するアトランティス号の耐熱シールドの写真を撮影する訓練も行いました。さらにクルーは、長期にわたる無重量環境に対するヒトの反応を詳しく知るための生理学的・心理学的な試験や実験も行いました。

今週初め、ウィリアムズはロボットアームを用いた活動のため、飛行管制官と協力しDOUG(Dynamic Onboard Ubiquitous Graphics)と呼ばれるソフトウェアを使用しました。DOUGは訓練用のロボットアームの動きを模擬します。

ウィリアムズはカナダアーム2を「デスティニー」(米国実験棟)上から、モービルトランスポータ(台車:MT)上の電力及びデータ・グラプル・フィクスチャ(Power and Data Grapple Fixture: PDGF)へと移動させました。これにより、カナダアーム2はトラス上のレールに沿って、異なった場所で作業をすることができるようになりました。その後、シャクトリムシに似た動きで、カナダアーム2をMT上の別のグラプル・フィクスチャに移動させると、これを使って新しいトラスが取り付けられるP1トラスの外側の先端部の点検を行いました。クルーは新しいトラスの取付け手順を確認し、ウィリアムズは宇宙服のメンテナンスも行いました。

今週を通して、ビノグラドフとライターはロシアとドイツのプラズマ結晶実験を行いました。この実験は、真空槽内で高周波無線により励起した微粒子の性質を調べるもので、ほとんどの時間は自動的に実験が行われていますが、1日に数回、ある程度の間隔でクルーも作業する必要があります。

今週、アースカム(Earth Knowledge Acquired by Middle-School Studients: EarthKAM)が起動されました。アースカムでは、生徒達が地球上の任意の場所を宇宙から撮影した写真のリクエストを電子メールで送り、後で写真の電子データを受け取ることができます。この遠隔操作カメラは、2001年10月から使用されています。

次回のISSステータスレポートは、8月25日または新規イベントがあれば発行する予定です。ISSクルーの活動状況、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://www.nasa.gov/stationをご覧ください。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2006/iss06-38.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2006年8月21日


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