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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #06-14

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第12次長期滞在クルー
2006年3月29日(水) 午後9時00分(米国中部標準時間)
2006年3月30日(木) 午後0時00分(日本時間)

本日、ロシアのソユーズロケットに搭乗した国際宇宙ステーション(ISS)の13番目の長期滞在クルーが、カザフスタン共和国から打ち上げられました。

第13次長期滞在クルーのコマンダーであるパベル・ビノグラドフとNASAのサイエンス・オフィサーでフライトエンジニアのジェフリー・ウィリアムズ、そしてブラジル宇宙庁の宇宙飛行士であるマルコス・ポンテスは、3月31日午後、ISSに到着する予定です。ビノグラドフとウィリアムズは第13次長期滞在クルーとして6ヶ月間、ISSに滞在します。ロシア連邦宇宙局(FKA)との商業契約によって飛行するポンテスは、ISSに8日間滞在する予定です。

高さ162フィート(約49 m)のソユーズロケットは、米国中部標準時間3月29日午後8時30分(日本時間3月30日午前11時30分)にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられました。約10分後に、ソユーズ宇宙船(12S)は軌道に到達し、太陽電池パドルと航法用のアンテナを展開しました。ISSとのドッキングは3月31日午後10時19分(同4月1日午後1時19分)に予定されています。ビノグラドフ、ウィリアムズ、ポンテスは3月31日午後11時30分(同4月1日午後2時30分)頃にISSとソユーズ宇宙船(12S)の間のハッチを開き、ISS内にいる第12次長期滞在クルーのコマンダーであるウイリアム・マッカーサーとフライトエンジニアのバレリー・トカレフと合流する予定です。この模様はNASA TVで、3月31日午後9時00分(同4月1日午後0時00分)から生中継される予定です。

この5人の宇宙飛行士たちは、4月3日午前9時55分(同4月4日午前0時55分)から行われる軌道上記者会見に出席し、記者からの質問に答える予定です。記者は、ヒューストンにあるNASAジョンソン宇宙センター(JSC)、フロリダ州のNASAケネディ宇宙センター(KSC)、そしてロシアのコロリョフにあるロシアのミッションコントロールセンターから質問を行います。

第12次および第13次長期滞在クルーは、ISS運用の引継ぎを約1週間かけて行う予定です。ポンテスはこの間、一連の研究を行う予定です。4月8日にマッカーサー、トカレフ、そしてポンテスはISSを離れ、地球に帰還する予定です。着陸時には、マッカーサーとトカレフの宇宙滞在日数は約190日を記録することになります。

今週はじめ、マッカーサーが、船外活動時にロシアの宇宙服内の二酸化炭素を除去するために使われる二酸化炭素吸着キャニスター(水酸化リチウム缶)の補給品を発見しました。この発見により、もし船外活動が必要な場合にはロシアの宇宙服を使用できるようになりましたが、現在のところそのような予定はありません。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://www.nasa.gov/stationをご覧ください。

次回のISSステータスレポートは、 3月31日のドッキング後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2006/iss06-14.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2006年3月31日

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