JAXAトップページへ
 JAXAトップページへ宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターサイトマップ
 

国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #06-13

<< #06-12 | #06-14 >>
homeindexback

第12次長期滞在クルー
2006年3月24日(金) 午後4時00分(米国中部標準時間)
2006年3月25日(土) 午前7時00分(日本時間)

第12次長期滞在クルーのふたりは、3月31日に到着する交代要員のために国際宇宙ステーション(ISS)の準備を整えています。

ソユーズ宇宙船のコマンダーであるバレリー・トカレフと第12次長期滞在クルーコマンダーであるウイリアム・マッカーサーは、20日の朝、ソユーズ宇宙船(11S)を「ザーリャ」(基本機能モジュール)から「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)へ移動させました。ふたりは4月8日に地球に帰還する際、このソユーズ宇宙船を使用します。今週ソユーズ宇宙船(11S)が移動したことで、ザーリャのドッキングポートが第13次長期滞在クルーの到着に使用できるようになりました。

第13次長期滞在クルーのコマンダーであるパベル・ビノグラドフとフライトエンジニアのジェフリー・ウィリアムズは、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地で打上げを待っています。打上げは米国中部標準時間3月29日午後8時30分(日本時間3月30日午前11時30分)に予定されています。NASA TVでは、打上げの模様を3月29日午後7時45分(同3月30日午前10時45分)からライブ中継します。

マネージャたちは、3月23日に行われたソユーズ宇宙船(12S)の飛行準備完了審査会において、ミッションの準備状況を審査し、打上げ作業へ進むことを承認しました。ISSでは、7月まで船外活動の予定はありませんが、マネージャたちは船外活動を行う能力についての問題も審査しました。必要なときには船外活動を行うことができる、一時的な解決方法が承認されました。

米国の船外活動に関する懸念は、エンジニア達が地上での製造作業中、ハンドレール(手すり)のバーに膨らみを発見したことから浮上しました。この結果、ハンドレールの強度が十分かどうかを確かめるための評価が開始され、現在も続けられています。この評価は、4月の終わりまでには完了する予定です。当面、船外活動が必要となった場合の手順として、クルーのセイフティ・テザーをハンドレールのバーの部分ではなく、取り付け部に止める方法が承認されました。

また、トカレフとマッカーサーは、ISS内でロシアの二酸化炭素吸着キャニスター(水酸化リチウム缶)を引き続き探しています。このキャニスターは、ロシアのオーラン宇宙服の二酸化炭素を除去するために使われるもので、オーラン宇宙服を使用した船外活動を行う必要が出てきた場合に使用されます。この捜索の結果に関わらず、新しい補充用のキャニスターが4月に打ち上げられるプログレス補給船(21P)で届けられる予定です。次回、オーラン宇宙服を着用して行う船外活動は、8月に計画されています。

ビノグラドフとウィリアムズは、3月31日午後10時19分(同4月1日午後1時19分)にISSへドッキングする予定です。この打上げには、ブラジル初の宇宙飛行士であるマルコス・ポンテスも加わることになります。ポンテスは、ロシア連邦宇宙局(FKA)との商業契約によりISSに8日間滞在し、マッカーサーとトカレフと一緒に帰還します。

21日は軽い任務と休息にあてた後、翌日にはマッカーサーとトカレフは通常任務に復帰して、荷造りと帰還のための準備を中心に行いました。それぞれ自分の所有物や、一緒に持ち帰るハードウェアや科学機材などの荷造りをしました。

また、クルーは無重量環境下での植物の研究や、宇宙での結晶成長を観察する科学実験も継続しました。この研究には、ロシアのマトリョーシカ放射線計測実験やPLANT実験、および宇宙航空研究開発機構(JAXA)のふたつの実験、タンパク質結晶成長装置(Granada Crystallization Facility: GCF)とフォトニック結晶生成実験装置(Photon Crystals Growth Facility: PCGF)での作業などが含まれました。マッカーサーはFOOT実験(Foot/Ground Reaction Forces During Spaceflight)の機器を分解して収納しました。最近クルーは、脚や足への無重量状態の影響を調べるこの研究を完了しました。

マッカーサーは、2回のアマチュア無線交信時に生徒たちと話をしました。1回目は、カナダのアルバータ州カルガリーのJames Lougheed小学校と、2回目はイタリアのRutiglianoの1000人を越える生徒たちと交信しました。マッカーサーは6ヶ月間のISS滞在中、生徒たちとのこのようなアマチュア無線交信を、長期滞在クルーの中では最多回数となる34回行いました。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://www.nasa.gov/stationをご覧ください。

次回のISSステータスレポートは、3月29日のソユーズ宇宙船(12S)打上げ後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2006/iss06-13.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2006年3月27日

<< #06-12 | #06-14 >>
homeindexback
JAXAトップページへサイトポリシー