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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #06-11

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第12次長期滞在クルー
2006年3月17日(金) 午後1時30分(米国中部標準時間)
2006年3月18日(土) 午前4時30分(日本時間)

第12次長期滞在クルーのコマンダーであるウイリアム・マッカーサーとフライトエンジニアのバレリー・トカレフは、3月20日にソユーズ宇宙船(11S)を「ザーリャ」(基本機能モジュール)の地球側のドッキングポートから「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)の後方側のドッキングポートに移動する予定です。

すべてが計画通りに進めば、このフライトは40分以内に終わる予定です。分離は、米国中部標準時間3月20日午前0時49分(日本時間3月20日午後3時49分)、再ドッキングは3月20日午前1時23分(同3月20日午後4時23分)の予定です。

この移動により、3月31日に第13次長期滞在クルーとブラジル宇宙庁の宇宙飛行士を乗せて到着する予定の新しいソユーズ宇宙船(12S)が、ザーリャのドッキングポートを使えるようになります。

準備として、ソユーズ宇宙船(11S)のシステムとスラスタの試験、および移動手順のレビューが行われました。3月19日に、クルーは国際宇宙ステーション(ISS)とソユーズ宇宙船(11S)のシステムの設定変更を行う予定です。この設定は、ソユーズ宇宙船(11S)が万が一、再ドッキングに失敗した場合でも、ISSが無人で正常に運用できるようにするためのものです。

今週、第13次長期滞在クルーのコマンダーであるパベル・ビノグラドフとフライトエンジニアのジェフリー・ウィリアムズは、ロシアの星の街にあるガガーリン宇宙飛行士訓練センター(GCTC)で最後の訓練を終えました。

クルーは3月18日に打上げの最終準備のため、ブラジル人宇宙飛行士マルコス・ポンテスと共にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地に移動します。ポンテスは第13次長期滞在クルーとともにISSへ向かい、第12次長期滞在クルーとともに地球に帰還します。打上げは3月29日午後8時30分(同3月30日午前11時30分)に予定されています。

アラバマ州ハンツビルのマーシャル宇宙飛行センター(MSFC)のNASAペイロード運用チームは、マッカーサーと協力してISSにある科学実験装置の試験を行いました。この微小重力科学グローブボックス(Microgravity Science Glovebox: MSG)の内部にある温度センサと圧力センサは、1年に一度点検され、実験に利用が可能であるという認証を受けます。マッカーサーはこの装置の検査と清掃を行いました。

マッカーサーは、先週末の彼の自由時間の一部を、実験作業に充てました。3月11日の朝、彼は流体の混合に関わる将来の実験を改善する目的の実験を行いました。

細胞バイオテクノロジー運用支援システム(Cellular Biotechnology Operations Support Systems: CBOSS)の流体力学実験(Fluid Dynamics Investigation: FDI)は、軌道上での細胞培養のために、流体の混合技術と気泡の制御技術を改良するための実験です。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://www.nasa.gov/stationをご覧ください。

NASAとNASAのプログラムについては、http://www.nasa.gov/homeをご覧ください。

次回のISSステータスレポートは、3月17日または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2006/iss06-11.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2006年3月20日

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