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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #06-08

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第12次長期滞在クルー
2006年2月24日(金) 午後1時00分(米国中部標準時間)
2006年2月25日(土) 午前4時00分(日本時間)

国際宇宙ステーション(ISS)では、長期滞在クルーのコマンダーであるウイリアム・マッカーサーとフライトエンジニアのバレリー・トカレフが、宇宙船の到着と出発に備えた準備を進めています。

マネージャたちは、今週予定されていた“キャンプ生活(campout)”を来月に延期することを決定しました。“キャンプ生活”は、船外活動のために必要となる準備時間を短縮する手順の試験を行うものです。ISSの空気組成を計測する装置であるMCA(Major Constituent Analyzer)が、クルーによる修理作業後に起動しなくなったために、延期が決定されました。

先週、マッカーサーがMCAの主要な部品である質量分析器を交換しましたが、この装置の起動に失敗しました。マッカーサーはこの装置の問題の原因究明を18日にも継続して実施しました。技術者たちは、この問題の原因が、装置内の電気コネクタの損傷のためかもしれないと考えており、修理の方法を検討しています。

クルーは、今年の5月以降に打上げが予定されている次回スペースシャトルミッション、STS-121ミッションのための準備を開始しました。マッカーサーは「デスティニー」(米国実験棟)の保管ラックに、スペースシャトル「ディスカバリー号」で到着する予定の新しい機器のスペースを準備しました。

マッカーサーは、欧州宇宙機関(ESA)の実験装置である、European Modular Cultivation Systemのために、EXPRESSラック-3内の場所を空けました。この実験装置には、植物の細胞、根、生理機能を調べる生物実験が格納されます。

トカレフとマッカーサーは、プログレス補給船(19P)への不用品の積み込み作業を引き続き行い、3月3日の分離に備えました。このプログレス補給船(19P)のスラスタは、2月22日に最後のISSのリブースト(軌道上昇)に使用され、ISSを8マイル(約13km)上昇させました。マッカーサーは科学実験も継続し、FOOT実験(Foot/Ground Reaction Forces During Spaceflight)の3回目を行いました。これは、足首や脚の筋肉と関節が地上と宇宙ではどのように異なった使い方をされているかを調べる実験です。

データを収集するため、マッカーサーは測定機器が取り付けられた下肢機能モニタリングスーツ(Lower Extremity Monitoring Suit)を着用しました。運動中の関節の角度、筋肉の活動、および足首への力のかかり方を計測します。この実験は、筋骨格系の計測を行うものであり、長期にわたる宇宙滞在中の骨の減少に関する理解を進めることが期待されます。

不要になったロシアの宇宙服を転用した衛星、スーツサット(SuitSat)実験は、信号の送信を停止しました。スーツサットは2月3日の船外活動中にトカレフによって放出されました。この衛星は、地球の軌道を周回しながら、録音された生徒たちの声を世界中のアマチュア無線家たちに向けて発信してきました。かすかな信号を受信した世界中の多くの人々から寄せられた報告は、このプロジェクトのウェブサイトに記録されました。スーツサットの情報についてはhttp://www.suitsat.orgをご覧ください。

各地域でのISSの可視状況などISSの詳しい情報についてはhttp://www.nasa.gov/stationをご覧ください。

NASAとNASAのプログラムについては、http://www.nasa.gov/homeをご覧ください。

次回のISSステータスレポートは、3月3日または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2006/iss06-8.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2006年2月27日

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