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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #05-29

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第11次長期滞在クルー
2005年6月10日(金) 午後3時00分(米国中部夏時間)
2005年6月11日(土) 午前5時00分(日本時間)

国際宇宙ステーション(ISS)の第11次長期滞在クルーは、宇宙滞在2ケ月目の後半をプログレス補給船(18P)の受入れ準備に費やしました。また、コマンダーのセルゲイ・クリカレフの宇宙滞在記録が歴代2位となりました。

今週、コマンダーのセルゲイ・クリカレフとフライトエンジニアのジョン・フィリップスは、科学実験のほかに、エレクトロン(酸素生成装置)が故障した原因究明と、来週ISSから分離予定のプログレス補給船(17P)へのゴミや不要品の積込み作業を行いました。

6月10日午後、ISSがメキシコ湾上空を通ったとき、フライトコントローラたちは今シーズン最初の熱帯性低気圧「アーリーン」が米国の湾岸に向かって北上する様子をビデオで捉える機会がありました。

クリカレフは、今回の6度目の宇宙飛行、3度目の長期滞在(ミールで1回、ISSで2回)で、ワレリー・ポリャコフ宇宙飛行士の宇宙滞在記録を抜きました。8月にはセルゲイ・アヴデエフ宇宙飛行士の記録(747日間)を抜いて、歴代1位になります。

クリカレフは、2週間かけて行う復旧作業の準備として、エレクトロンの大きな液体ユニットを交換しました。来週後半に到着予定のプログレス補給船(18P)で気体配管用の新しいフィルタが届くことになっています。そして、この新しいフィルタはエレクトロンの再起動前に取り付けられます。

エレクトロンが復旧するまでは、クルーは毎日、固体燃料の酸素発生装置(Solid Fuel Oxygen Generator: SFOG)2個を使用して、船内に酸素を補給します。SFOGは化学的な反応によって船内に酸素を供給します。ISSには十分な量のSFOGが用意されており、また、追加のSFOGが、6月18日に到着予定のプログレス補給船(18P)により運ばれます。

現在ISSに備えている分と、今後の補給分とを合わせると、エレクトロンを使用しなくても少なくとも2006年1月までクルーへの酸素供給が可能です。エレクトロンの新しい部品と予備の部品は今後、年内の補給船での輸送が予定されています。

フィリップスは、足の筋肉の状態を調べる実験を行いました。フィリップスは、飛行前にもデータを取得しており、現在は軌道上で予定されている4回の実験のうち2回を行いました。科学者は、将来の長期有人宇宙飛行に向けた対応方法を開発するため、このデータをもとに、宇宙での長期滞在と筋肉や骨の劣化とがどのように関係しているのか調べます。

クルーは、6月15日に分離する予定のプログレス補給船(17P)へのゴミや不要品の積込みを来週早々にも終了させます。プログレス補給船(17P)が分離すると、「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)のドッキングポートがプログレス補給船(18P)の到着に向けて空くことになります。プログレス補給船(18P)は、6月16日に打上げ、18日夜にドッキングする予定です。ドッキングの模様は、NASAテレビで生中継する予定です。

週末は通常のメンテナンス作業や家族との交信といった軽い作業が予定されています。ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://www.nasa.gov/stationをご覧ください。

次回のISSステータスレポートは、6月17日または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2005/iss05-29.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2005年6月13日

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