JAXAトップページへ
 JAXAトップページへ宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターサイトマップ
 

国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #05-26

<< #05-25 | #05-27 >>
homeindexback

第11次長期滞在クルー
2005年5月20日(金) 午後3時00分(米国中部夏時間)
2005年5月21日(土) 午前5時00分(日本時間)

第11次長期滞在クルーは、国際宇宙ステーション(ISS)での滞在が2ヶ月目に入りました。今週は主にトレッドミルの修理と酸素貯蔵量の点検、スペースシャトルの飛行再開に向けた準備を行いました。

コマンダーのセルゲイ・クリカレフとフライトエンジニアのジョン・フィリップスは、トレッドミルの動きを抑えるケーブルの修理で1週間が始まりました。クルーによる定期検査の際に、トレッドミルのジャイロスコープを固定しているケーブルが切れているのが発見されました。トレッドミルはISSクルーが使用する3種類の運動機器のひとつで、修理後に使用可能になりました。

5月18日には、スペースシャトルのドッキングポートになる与圧結合アダプタ(Pressurized Mating Adapter: PMA)-2と、「クエスト」(エアロック)から荷物を運び出した後、フィリップスはこれらのモジュールを減圧しました。これは、STS-114ミッションの船外活動の際に、スペースシャトルからの窒素供給量を節約するために使われる手順の訓練として行われました。

1週間を通して、フィリップスはFOOT(Foot/Ground Reaction Forces During Spaceflight)実験の準備作業と1回目の実験を行いました。フィリップスは、下肢筋肉にかかる力と動きに関するデータを計測するために特別設計されたタイツを装着しました。科学者はこのデータを利用して、長期宇宙飛行を行うクルーの筋肉と骨の衰えに対処する方法を検討します。クルーは米国とロシアの他の様々な生医学実験も行いました。

5月18日と19日には、現在ISSにドッキングしているロシアのプログレス補給船(17P)のタンクに残っていた酸素と空気を使って、ISS内の圧力が上げられました。プログレス補給船(17P)のタンクは来月の切り離しに備えて空にされました。

クルーは、5月20日に2個の固体燃料の酸素発生装置(Solid Fuel Oxygen Generator: SFOG)の試験点火を、SFOGの性能と起動手順の確認のために行いました。5月23日からは、酸素を発生させるために毎日2個のSFOGを燃焼させる予定です。現在、ISSには80個以上の利用可能なSFOGがあり、これによりクルーふたりの6週間分の酸素を発生させることができます。次のプログレス補給船(18P)は、タンクに入った酸素とSFOGを搭載して6月18日にISSに到着する予定です。現在ISSにある酸素と次のプログレス補給船(18P)に搭載される酸素を合わせると、来年までクルーに酸素を供給できます。水から酸素を分解して生成するISSのエレクトロン(酸素発生装置)は、まだ使用できない状態です。

クルーは今週の始めに、非常用消火器と酸素マスクの定期点検と、二酸化炭素とホルムアルデヒド濃度の定期測定を行いました。

クリカレフとフィリップスには今週、エジプトのトシュカ湖、フロリダ沿岸部、メキシコシティー、中米を通過するハリケーン「アドリアン」など、写真撮影ができそうな地域に関する情報が渡されました。クルーが撮影した写真はhttp://earthobservatory.nasa.gov/で見ることができます。

週末は通常のメンテナンス作業や家族との交信といった軽い作業が予定されています。来週は発展型超音波診断(Advanced Diagnostic Ultrasound in Microgravity: ADUM)実験とISSの太陽電池パドルの写真撮影などが予定されています。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://www.nasa.gov/stationをご覧ください。

次回の ISS ステータスレポートは、5月27日または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2005/iss05-26.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2005年5月23日

<< #05-25 | #05-27 >>
homeindexback
JAXAトップページへサイトポリシー