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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #05-24

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第11次長期滞在クルー
2005年5月6日(金) 午後3時00分(米国中部夏時間)
2005年5月7日(土) 午前5時00分(日本時間)

国際宇宙ステーション(ISS)の第11次長期滞在クルー(コマンダーであるセルゲイ・クリカレフとフライト・エンジニアのジョン・フィリップス)は、宇宙滞在3週目を迎え、メンテナンス作業や科学実験など本格的な活動を開始しました。

5月5日に、クリカレフはロシアのエレクトロン(酸素発生装置)の液体処理コンポーネントの交換を行いましたが、その直後に再び故障し、5月6日にさらに原因究明を行いました。エレクトロンは水から水素と酸素を生成し、ISS内に酸素を供給する装置です。5月6日遅くに、ロシアのシステム専門家がこれまでの原因究明作業から得られた情報をもとに検討しました。酸素は、酸素供給源のひとつであるプログレス補給船(17P)のタンクから必要に応じて補給されます。

フィリップスは、5月6日に、故障しがちのトレッドミルのメンテナンスを行いました。トレッドミルが停止したため、電気系統の導通検査を行い、また地上の技術者が原因究明を行うために、前回使用時のデータを地上へ送信する準備を行いました。各クルーに課せられた1日につき2時間半の運動は筋力トレーニング機器と自転車エルゴメータを使って、行うことになります。

また同日クルーは、「デスティニー」(米国実験棟)のロボットアーム操作卓から「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)を、地上管制官達がカナダアーム2を遠隔操作するときの動きに沿って操作しました。この1時間の作業は、クルーにとっての習熟訓練にもなりました。

今週前半に、クリカレフは、ロシアの除湿装置を修理し、配管のひとつに生じていたつまりを除去しました。またクリカレフは、汚水をISSからプログレス補給船(17P)の貯蔵タンクに移しました。フィリップスは、スペースシャトル「ディスカバリー号」で地球に回収される物品の梱包を行い、緊急用医療器具の定期検査を行いました。今週の科学実験は腎臓結石予防実験を主に行いました。ふたりは、偽薬またはクエン酸カリウムのカプセル(地上では患者の腎結石の生成を遅くすることが証明されている)を摂取し、飲食物を24時間記録するとともに尿を採取しました。採取された試料は地上の医師のもとへ持ち帰られ、分析と相互関係の調査が行われます。

6ヶ月にわたる軌道上滞在、ソユーズ宇宙船による帰還に続いて、第10次長期滞在クルー(コマンダーのリロイ・チャオとフライト・エンジニアのサリザン・シャリポフ)は、ロシアの星の街にあるガガーリン宇宙飛行士訓練センターに滞在し、帰還後の医学検査及び報告を行っています。ふたりは5月中旬にヒューストンに戻る予定です。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://spaceflight.nasa.gov/ をご覧ください。

次回の ISS ステータスレポートは、5月13日または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2005/iss05-24.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2005年5月9日

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