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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #05-23

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第11次長期滞在クルー
2005年4月29日(金) 午後3時00分(米国中部夏時間)
2005年4月30日(土) 午前5時00分(日本時間)

国際宇宙ステーション(ISS)の第11次長期滞在クルーは、日課のメンテナンス作業や新しい住居への適応作業、スペースシャトル飛行再開ミッションで行うスペースシャトルの熱防護システム撮影訓練を行いました。

コマンダーのセルゲイ・クリカレフとフライト・エンジニアでNASAのサイエンスオフィサーのジョン・フィリップスは、ISSや様々な物資の収納場所に慣れるため、毎日時間を取って確認しました。また、緊急脱出訓練も行いました。この訓練により、緊急時に使う道具や、脱出ルートが確認できます。

ふたりは、ISSのメンテナンス作業や維持作業など忙しい毎日を過ごしました。クリカレフは、エレクトロン(酸素発生装置)や凝縮水除去装置の点検、修理を行いました。エレクトロンは起動しなかったため、酸素供給源のひとつであるプログレス補給船のタンクから酸素を補給しました。来週早々にも、再度プログレス補給船から酸素が供給される予定です。

クリカレフは、プログレス補給船から「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)の貯蔵タンクに水を移動させました。フィリップスは、第11次長期滞在クルーのミッションのために開発されたソフトをインストールし、ISSのコンピュータシステムをアップデートしました。また、フィリップスは、EarthKAM(Earth Knowledge Acquired by Middle Schools)実験のための遠隔操作カメラを地球の方向に向けて「デスティニー」(米国実験棟)に取り付けました。これにより、全世界の中高生が地球上のさまざまな場所を写真に撮ることができるようになります。今週は、100校以上の学校から数千もの生徒が参加しました。

今朝早く、クリカレフとフィリップスは、NASAのマネージャがSTS-114ミッションのスペースシャトル「ディスカバリー号」の打上げ日を7月13日以降に変更したことを報告されました。打上げ準備中に出てきたいくつかの確認事項と、外部燃料タンクに付着する可能性がある氷による危険性について解析を徹底的に行うため、さらに時間が必要となりました。

本日、クルーは、デジタルカメラの撮影訓練を行いました。STS-114ミッションの3日目にISSとのドッキングに向けて接近するディスカバリー号を撮影するためです。フィリップスとクリカレフは、約93秒間で、カメラと望遠レンズを使ってスペースシャトルの熱防護システムを2セット撮影する必要があります。ディスカバリー号の船長であるアイリーン・コリンズは、機体の船首と船尾の撮影のためにゆっくりと後方宙返りするように操縦する予定です。撮影された写真は、すぐに地上に送られ、解析されます。

クリカレフとフィリップスは、「ユニティ」(結合モジュール1)のハッチ周辺の荷物を整理しました。ユニティのハッチには、STS-114ミッションで多目的補給モジュール(Multi-Purpose Logistic Module: MPLM)が結合する予定です。また、ふたりは、宇宙から地上への通信回線を使って、ディスカバリー号のクルーと、物資の移送や貯蔵について打ち合わせを行いました。

帰還した第10次長期滞在クルーのリロイ・チャオとサリザン・シャリポフ、ESAの宇宙飛行士であるロベルト・ビットーリは、4月25日の朝、ロシアの星の街にあるガガーリン宇宙飛行士訓練センターに到着しました。ソユーズ宇宙船(10S)で着陸した彼らは、休息を取って家族と再会し、医学検査を行いました。チャオとシャリポフは、5月中旬にヒューストンに戻る予定です。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://spaceflight.nasa.gov/ をご覧ください。

次回の ISS ステータスレポートは、5月6日または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2005/iss05-23.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2005年5月2日

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