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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #05-08

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第10次長期滞在クルー
2005年2月18日(金) 午後4時00分(米国中部標準時間)
2005年2月19日(土) 午前7時00分(日本時間)

今週、国際宇宙ステーション(ISS)の第10次長期滞在クルーは、今月末に打上げ予定のロシアのプログレス補給船(17P)で運ばれてくる新しい物資の到着に向けて、準備を始めました。

ISSのコマンダーでNASAのサイエンスオフィサーであるリロイ・チャオとフライトエンジニアのサリザン・シャリポフは、6ヶ月の滞在期間のうち5ヶ月目に入りました。現在ISSにドッキングしているプログレス補給船(16P)は、2月27日にISSから分離し、その後大気圏に突入して安全に投棄される予定です。新しいプログレス補給船(17P)は、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から2月28日に打ち上げられ、3月2日にISSにドッキングする予定です。

今週は、プログレス補給船(16P)が投棄される前に、搭載されている物資を確実に使い切ろうといくつかの作業が行われました。15日にはロシアのフライトコントローラが、プログレス補給船(16P)に搭載されている推進剤を使って、プログレス補給船(16P)のエンジンを約7分30秒にわたって噴射し、ISSの高度を約2マイル(約3.2km)上昇させました。週の後半には、推進剤をプログレス補給船(16P)からISSのタンクに移送しました。

現在、ISS内の酸素は、主にプログレス補給船(16P)のタンクから供給しています。プログレス補給船(16P)の酸素タンクを投棄前に空にするため、ISS内への酸素供給が数回予定されています。普段の酸素供給で使われている、排水から酸素を発生させるエレクトロン(酸素発生装置)は、現在、意図的に停止されています。

シャリポフは、2月18日にKurs自動ドッキングシステム関連の機器をプログレス補給船(16P)から取り外し、再利用するためにISS内に保管しました。クルーは、来週、不要品をプログレス補給船(16P)に積み込む予定です。

今週、クルーは他に、トレッドミル(Treadmill Vibration Isolation and System: TVIS)の6ヶ月点検を行いました。ふたりは数日かけてTVISを分解し点検しました。TVISを使って運動する間、ISS上で行われている繊細な実験に影響しないように、TVISには特別な制振装置が装備されています。あまり重要ではないタイマー用の電池がなくなっていたこと以外は、特に問題はありませんでした。

ミッションコントロールは、モービル・ベース・システム(Mobile Base System: MBS)を検査のため稼働させました。MBSは、「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)を乗せてトラス上を行き来できる、レール上の台座です。検査の結果、MBSのマストに取り付けてあるテレビカメラから映像を受け取れないことと、カメラがパン・チルト(左右と上下の動き)のコマンドに反応しないことが分かりました。現在、技術者が問題の評価および原因究明の計画を立てています。このカメラは、来週、ミッションコントロールから行われるカナダアーム2の地上からの遠隔操作実験で、ISSの外部を映すために使われるカメラのうちの1台です。また、今週、チャオとシャリポフは、ベルギーのブリュッセルで行われた欧州宇宙機関(ESA)宇宙会議(Conference on Space)に参加しました。

NASA、ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また各地域でのISSの可視状況などについてはwww.nasa.govをご覧ください。

次回のISSステータスレポートは、2月25日または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2005/iss05-8.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2005年2月21日

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