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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #05-06

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第10次長期滞在クルー
2005年2月4日(金) 午後4時00分(米国中部標準時間)
2005年2月5日(土) 午前7時00分(日本時間)

今週、第10次長期滞在クルーは、スペースシャトルの飛行再開に向けて、スペースシャトル「ディスカバリー号」で回収する予定の国際宇宙ステーション(ISS)内の物資の梱包作業を行いました。

コマンダーのリロイ・チャオは、2月1日にこの梱包作業を開始し、2月4日には米国機材の梱包作業を終えました。現在、チャオとフライトエンジニアのサリザン・シャリポフは、一緒にロシア機材の梱包作業を行っています。またチャオは、食料の在庫調査も行いました。

ディスカバリー号が5月に到着する頃には、第11次長期滞在クルーのコマンダーであるセルゲイ・クリカレフと、フライトエンジニアでサイエンスオフィサーのジョン・フィリップスがISSに滞在しており、STS-114クルーとともに届けられた補給品や機材をISSへ移動した後、回収する機材をディスカバリー号に移動する予定です。第10次長期滞在クルーが梱包作業を先に行うことで、ディスカバリー号のISS滞在中の限られた時間を効率的に使うことができます。

今週は他に科学実験を行い、シャリポフがロシアの実験を、チャオが2件の学生実験を行いました。「Plazmennyi Kristall」実験は、プラズマ・ダスト結晶と流体が微小重力下で電磁波の刺激を受けたとき、どのような反応をするのか研究するものです。シャリポフは、地上のテレサイエンス専門家が装置を遠隔操作できるようにするため、試料を真空チェンバに入れて空気を抜きました。チャオは、長期滞在中で最後の実験機会となるアースカム(Earth Knowledge Acquired by Middle-School Studients: EarthKAM)実験装置を、ISSの窓のひとつに取り付けました。世界中の160校の中学生が、遠隔操作で900枚以上の地球観測画像を撮影しました。またチャオは、Space Experiment Module-Satchel実験を行いました。これは、米国各地の学校から試料の入った試験管を1本ずつ集め、集まった計11本の試験管を微小重力下に3~6ヶ月間設置する実験です。今回、試験管を運ぶ"かばん(satchel)"の初飛行として、プログレス補給船(16P)でISSに運ばれました。

またチャオは、数時間にわたって作業を行い、Space Integrated GPS/Inertial Navigation System(SIGI)の機能を完全に回復させました。GPS衛星からの情報をISSの航行・誘導コンピュータに供給するこのシステムは、チャオが「デスティニー」(米国実験棟)にあるシステムラックを回転させて、装置にアクセスできるようにし、ファームウェアプログラムを更新することにより回復しました。

週末にはクルーはいつものように清掃や運動といった軽い作業を予定しています。また、NASAのサイエンスオフィサーであるチャオは、"Saturday Morning Science"(ISSのクルーが休日を利用して行う基礎科学実験)の素材として、様々な研究の中からテーマを選ぶ予定です。

NASA、ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また各地域でのISSの可視状況などについてはwww.nasa.govをご覧ください。

次回のISSステータスレポートは、2月11日または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2005/iss05-6.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2005年2月7日

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