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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #04-48

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第9次長期滞在クルー
2004年8月20日(金) 午後3時00分(米国中部夏時間)
2004年8月21日(土) 午前5時00分(日本時間)

今週、国際宇宙ステーション(ISS)の第9次長期滞在クルーは、8月14日にISSに到着したプログレス補給船(15P)から新しい機器や補給品など約2.3トンの積み荷を降ろす作業を主に行いました。

コマンダーのゲナディ・パダルカとNASAのサイエンスオフィサーでフライトエンジニアのマイケル・フィンクは、今週、プログレス補給船(15P)に搭載されていた積み荷の大半をISSに降ろしました。それから、ISS内の物資をバーコードによりコンピュータ管理している在庫管理システムを使って、降ろした積み荷の目録を作成し収納しました。プログレス補給船(15P)は、推進剤や水、酸素、空気、予備品などを搭載し、米国中部夏時間8月14日午前0時1分(日本時間8月14日午後2時1分)に「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)の後部ドッキングポートにドッキングしました。

今週クルーは他に、ISSの軌道の上昇(リブースト)や、次回船外活動に向けた「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)の移動を行うとともに、引き続き科学実験を行いました。

8月17日にパダルカとフィンクは、プログレス補給船のスラスタ噴射をズヴェズダから制御するための新たなシステムをプログレス補給船(15P)に組み込みました。このスラスタ制御システムは、試験後8月19日のISSの軌道上昇(リブースト)で使用され、その結果ISSの高度は約3マイル(約4.8km)上昇しました。ISSは現在、遠地点高度228.7マイル(約368km)、近地点高度215.5マイル(約346.7km)の軌道上を飛行しています。

次回ISSの軌道上昇(リブースト)は来週に予定されており、さらにISSの軌道高度を上昇させ、10月に予定されている第10次長期滞在クルーを乗せたソユーズ宇宙船の到着に備えます。

8月19日にクルーは、約1時間かけてカナダアーム2を移動させ、9月3日に予定されている船外活動の様子をカナダアーム2のカメラで撮影できるようにしました。9月3日の船外活動では、クルーはロシアのオーラン宇宙服を着用し「ピアース」(ロシアのドッキング室)から外に出て作業を行い、来年初飛行を行う欧州宇宙機関(ESA)の欧州補給機(Automated Transfer Vehicle: ATV)の到着に備えて、追加の航法装置を取り付ける予定です。

第9次長期滞在クルーにとって4回目で最後となる船外活動に関する記者会見が、8月27日午後1時(同8月28日午前3時)からヒューストンのジョンソン宇宙センター(JSC)にて行われる予定です。記者会見の模様はNASA TVで放送されます。会見場の記者からの質疑応答も行われる予定です。

フィンクは来週、米国製宇宙服の冷却システムに起きた不具合について、引き続き原因究明を行う予定です。プログレス補給船(15P)で運ばれた予備品には、米国製宇宙服の冷却システムで使用する水循環ポンプが含まれています。

今週の科学実験として、生物医学的なクルーの観察と検査が行われ、心臓の生体電気活動(bioelectrical activity)と聴力が検査されました。また、ロシアの植物生長実験、教育目的の科学デモンストレーションのほか、地上で塗料やインク中に見られる過程に似ている、流体物質中に浮遊した微粒子の微小重力環境下での挙動を調べる米国の実験を行いました。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://spaceflight.nasa.gov/をご覧ください。

ISSでの科学実験の詳細については、アラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターのサイトhttp://scipoc.msfc.nasa.gov/をご覧ください。

NASA TVは、アメリカ大陸ではAMC-6衛星の中継器9C(西経72度、周波数3880MHz、垂直偏波、モノラル音声帯域6.8MHz)から受信することができます。アラスカとハワイでは、AMC-7衛星の中継器18C(東経137度、周波数4060MHz、垂直偏波、モノラル音声帯域6.8MHz)から受信することができます。インターネットでのNASA TVの詳細については、http://www.nasa.gov/multimedia/nasatv/index.htmlをご覧ください。

次回のISSステータスレポートは8月27日か、もしくは何かイベントがあればその時に発行する予定です。


出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2004/iss04-48.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2004年8月23日

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