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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #04-17

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第8次長期滞在クルー
2004年4月2日(金) 午後 2時00分(米国中部標準時間)
2004年4月3日(土) 午前 5時00分(日本時間)

今週も国際宇宙ステーション(ISS)滞在クルーの交代スケジュールに変更はなく、第8次長期滞在クルー(コマンダーのマイケル・フォールとフライトエンジニアのアレクサンダー・カレリ)の軌道上での生活は残すところ1ヶ月を切り、次の長期滞在クルーにとっては、予定の打上げまで数週間を切りました。

4月1日、ISSマネージャはステージ運用準備審査会(Stage Operations Readiness Review)を開催し、4月19日に予定されている第9次長期滞在クルーのコマンダー、ゲナディ・パダルカとフライトエンジニアのマイケル・フィンク、および欧州宇宙機関(ESA)のオランダ人宇宙飛行士のアンドレ・カイパースを乗せたソユーズ宇宙船(8S)の打上げに支障のないことを確認しました。カイパースは新しい長期滞在クルーへの引継ぎが行われる9日間をISSで過ごし、その間にESAと連邦宇宙機関(ロシア)の間で商業契約が交わされた科学実験を実施する予定です。

第9次長期滞在クルーの飛行準備については、来週行われる飛行準備審査会でさらに詳しく評価される予定です。こうした中、クルーは今週、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センターより、フライトに係る最終認定を受けました。

ISSでは、コマンダーのマイケル・フォールとフライトエンジニアのアレクサンダー・カレリが、新しいロシア製オーラン宇宙服2着の初期の保全作業といくつかの機能試験を無事終了しました。これらの宇宙服は1月のプログレス補給船で運ばれたものであり、ISS上の3着の古い宇宙服と交換されます。パダルカとフィンクは、第9次長期滞在中の最初の船外活動(EVA)でこれらの宇宙服を使う予定です。

フォールはまた、「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)のカメラを使った、ISSの外観検査を完了しました。フォールはアーム操作の最後の習熟訓練を行っていました。検査中、フォールは「デスティニー」(米国実験棟)の外側から聞こえた音の謎を解明しました。それは、フォールがデスティニーの外に設置された外部カメラを上方、下方に向けるたびに発生していたことが分かり、フォールはミッションコントロールに報告しました。

4月2日の朝、カレリはISS内でまた別の音が聞こえたことをモスクワのミッションコントロールに報告しました。カレリとフォールはズヴェズダの機器区画から金属音を聞きましたが、これは2003年11月26日に彼らが報告したものとよく似た音で、前回と同じ場所から聞こえました。ロシアのミッションコントロールは、前回と同じ音であることから、ISSのシステム運用か、またはその他の活動が原因となった可能性があることをクルーに告げました。ロシアと米国のコントローラは引き続きこの報告について評価を行います。ISS上の全てのシステムは通常通り作動しています。

ロシアの専門家たちは、ソユーズ宇宙船の降下モジュールの冷却ファンモータを交換する予定について検討しています。ファンはソユーズ宇宙船内の湿度を適度に維持する役割を担っていましたが、昨年10月のISSへの飛行時に故障しました。

ミッションコントロールは、ISSのトラス上の放熱ラジエータの回転ジョイント(Thermal Rotary Radiator Joints)の運用ソフトウェア試験を無事に完了しました。この大型の回転ジョイントは、ISS上の熱を発散させるラジエータの角度を変更させるために用いられます。地上のコントローラたちは、将来ISSの冷却システムが完全に起動した時に、熱を発散させるISSのラジエータを自動的に位置決めするプログラムの検査を実施しました。

フォールとカレリは今週、学生たちとミッションの進捗について話す機会を2回設けました。2人は、ヒューストン地域の技術および教師教育のための航空宇宙アカデミー(Aerospace Academy for Engineering and Teacher Education)に属する中学生グループからの質問に答えました。彼らはまた、オハイオ州コロンバスの科学および産業博物館(Center for Science and Industry)の小学生たちに向け、レンチやハンマーといった馴染みある工具が、船外活動中にどのように機能するかを実演しました。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://spaceflight.nasa.gov/をご覧ください。

ISSでの科学実験の模様については、アラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターのサイトhttp://scipoc.msfc.nasa.gov/をご覧ください。

次回のISSステータスレポートは、4月9日か、もしくは何かイベントがあればその前に発行する予定です。


出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2004/iss04-17.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2004年4月5日

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