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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #04-05

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第8次長期滞在クルー
2004年1月23日(金) 午後 4時00分(米国中部標準時間)
2004年1月24日(土) 午前 7時00分(日本時間)


第8次長期滞在クルー(コマンダーのマイケル・フォールとフライトエンジニアのアレクサンダー・カレリ)は、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在してからほぼ3ヶ月目で初めて地上から荷物が来週送られてくるため、その準備をしました。

フォールとカレリは、新しいプログレス補給船がISSにドッキングするための場所を空けるため、古いプログレス補給船にISSからの廃棄物を詰め込む作業に今週のほとんどの時間を費やしました。彼らは軌道上で必要のなくなった物品をプログレス補給船(12P)へ詰め込み、米国中部標準時間1月28日午前2時36分(日本時間1月28日午後5時36分)に予定されているISSからの離脱のための準備をしました。次の補給船であるプログレス補給船(13P)は、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から1月29日午前5時58分(同1月29日午後8時58分)に打ち上げられ、1月31日午前7時18分(同1月31日午後10時18分)にISSにドッキングする計画です。荷物には新鮮な食べ物、衣類、予備の部品やその他のものが含まれています。

「デスティニー」(米国実験棟)の窓システムの部品で、空気漏れを起こしていた排気用ホースが2週間前に発見され取り外された結果、ISS内部の気圧は安定しています。ホースの交換品はプログレス補給船(13P)でISSに打ち上げられる予定です。

またカレリは、先週行ったロシア製のエレクトロン(Elektron、酸素発生装置)の液体分離装置の交換に続き、今週はそのシステムに関連する電子部品の交換作業を行いました。カレリはエレクトロンのエアフィルターからガタガタいう音がするのに気づきました。そしてその音に対処するため、エレクトロン用の予備の圧力レギュレータがプログレス補給船(13P)に積まれます。

彼らはまた、今週ロシアの定期的な医学的評価をいくつか行い、そしてさまざまな運動器具を使用した運動を引き続き行いました。

先週末に、ISSの構成要素の各部分の圧力データ取得試験のために、フォールとカレリはISSのロシア側の居住区で2日間を過ごしました。フォールとカレリはISS内を4つに分割するためにいくつかのハッチを閉じながら、1月16日午後2時(同1月17日午前5時)少し過ぎに「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)に移動しました。彼らは1月18日午前11時(同1月19日午前2時)にハッチを再び開きました。ヒューストンとロシアのフライトコントローラたちは、週末中ISSの各部分の空気圧を監視していました。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://spaceflight.nasa.gov/をご覧ください。

ISSでの科学実験の模様については、アラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターのサイトhttp://scipoc.msfc.nasa.gov/をご覧ください。

次回のISSステータスレポートは、1月28日のプログレス補給船(12P)の離脱後に、もしくは何かイベントがあればその前に発行する予定です。


出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2004/iss04-5.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2004年1月26日

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