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国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #03-46 |
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第7次長期滞在クルー
プログレス補給船(12P)に搭載された約2.7トン近い補給物資の荷下ろし作業が、今週初めに国際宇宙ステーション(ISS)で始まりました。第7次長期滞在クルー(コマンダーのユーリ・マレンチェンコとNASAサイエンスオフィサーのエドワード・ルー)は、毎日、荷ほどき作業と在庫管理、装置の収容作業を行いました。 プログレス補給船(12P)は、食料や燃料、装置を搭載し、米国時間8月30日(日本時間8月31日)にISSに到着しました。今週、プログレス補給船(12P)のスラスタ試験が無事行われ、必要な時にISSの高度を高くする準備が整いました。また、プログレス補給船(12P)の窒素タンクからISSに窒素が補給され、ISS内の窒素分圧が上げられました。プログレス補給船(12P)からの酸素の加圧は、後日行われる予定です。 新しい補給品の中には、筋力トレーニング装置(Resistive Exercise Device:RED)のキャニスターふたつも含まれ、ルーは9月12日にこのキャニスターを設置しました。偶然にも、ルーは9月10日に前のキャニスターのひとつの(運動)負荷を調整するのに苦労していました。彼は、このキャニスターを取り外しました。ルーは問題のあるキャニスターを来週修理する予定で、プログレス補給船(12P)で運ばれた新しいキャニスターは、ISSに滞在する次のクルーのために保管されます。 9月12日に、ヒューストン管制センターのフライトコントローラは、ISSとヒューストン、モスクワ、アラバマ州ハンツビルの管制センターとの通信リンクに関しての作業を行いました。クルーは、それぞれの管制センターからの交信担当者(CAPCOM、spacecraft communicator)からの声がかろうじて聞き取れる程度であると指摘しました。問題点は、全ての管制センターからISSへ音声を中継するヒューストンの装置に絞り込まれました。技術者は、この装置の問題について引き続き修理を行います。その間、ISSへの音声通信は、一時的に問題のある箇所を迂回させることで、通常レベルまで回復しています。 ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また地上のある地点からのISSの可視状況などについてはhttp://spaceflight.nasa.gov/をご覧ください。 ISSでの科学実験の模様については、アラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターのサイトhttp://scipoc.msfc.nasa.gov/をご覧ください。 次回のISSステータスレポートは、9月19日に、または何かイベントが生じた際に発行する予定です。
出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2003/iss03-46.html *併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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最終更新日:2003年9月16日 | |||
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