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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #03-45

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第7次長期滞在クルー
2003年9月5日(金) 午後 4時00分(米国中部夏時間)
2003年9月6日(土) 午前 6時00分(日本時間)

 

ロシアの新しいプログレス補給船(12P)が「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)の後方ドッキングポートにドッキングし荷下ろしできる準備が整い、またドッキングポートの空いた「ピアース」(ロシアのドッキング室)が次の訪問者を待つ中、国際宇宙ステーション(ISS)の第7次長期滞在クルー(コマンダーのユーリ・マレンチェンコとNASAサイエンスオフィサーのエドワード・ルー)は、9月5日のほとんどの時間を、予定されていた宇宙服の保守作業に費やしました。

無人のプログレス補給船(12P)は、ISSのための約5,000ポンド(約2,250kg)の食料や水、装置、燃料を搭載し、8月30日にISSに到着しました。プログレス補給船(12P)がドッキングしたドッキングポートは、1週間前にプログレス補給船(10P)が分離し空けられました。プログレス補給船(10P)は、8月27日の分離後、地球大気圏へ再突入し燃え尽きました。

プログレス補給船(11P)は、米国中部夏時間9月4日午後2時42分(日本時間9月5日午前4時42分)にピアースから分離しました。プログレス補給船(11P)は、ロシアの科学実験の一環として、さらに1ヶ月間軌道上に留まります。その後、ISSの不要物とともに軌道を離脱し、地球大気で燃え尽きる予定です。プログレス補給船(11P)がドッキングしていたドッキングポートには、10月に第8次長期滞在クルー(コマンダーのマイケル・フォールとソユーズ宇宙船コマンダーでフライトエンジニアのアレクサンダー・カレリ)が搭乗したソユーズTMA-3宇宙船がドッキングする予定です。第8次長期滞在クルーとともに、欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士でスペイン人のペドロ・デュークもソユーズTMA-3宇宙船に搭乗し、ISSに8日間滞在する予定です。デュークは、第7次長期滞在クルーとともに地球に帰還する予定です。

ルーとマレンチェンコが本日行った宇宙服に関する作業には、年次点検も含まれていました。この作業は中期点検と呼ばれ、宇宙服の冷却水タンクと循環ループを空にし、再び冷却水で満たす作業、安全弁の動作確認、センサの点検、データ収集、空気漏れ点検、宇宙服のファンの潤滑を維持するための2時間の運転が行われました。このような保守作業は、最後の船外活動や前回の保守作業、または地上での点検から369日以内に行うことが要求されています。

また、ルーは今週、「デスティニー」(米国実験棟)の微小重力科学グローブボックス(Microgravity Science Glovebox:MSG)内で、気泡の形成および移動性の研究(Pore Formation and Mobility Investigation:PFMI)の実験をさらに2回行いました。PFMI実験は、透明な材料を溶かし、溶融した材料中で気泡がどのように形成されるのか、また気泡が材料にどのような影響を及ぼすのか研究する実験です。研究者は、溶融材料と、その中に形成され材料の強度を弱める可能性のある気泡について、理解が進むことを期待しています。

マレンチェンコとルーはまた、通常のISSの保守作業と、微小重力環境に長期滞在することの身体的影響を軽減するために日々の運動を引き続き行いました。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また地上のある地点からのISSの可視状況などについてはhttp://spaceflight.nasa.gov/をご覧ください。

ISSでの科学実験の模様については、アラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターのサイトhttp://scipoc.msfc.nasa.gov/をご覧ください。

次回のISSステータスレポートは、9月12日に、または何かイベントが生じた際に発行する予定です。

 

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2003/iss03-45.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 

最終更新日:2003年9月8日

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