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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #03-36

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第7次長期滞在クルー
2003年8月1日(金) 午後 4時00分(米国中部夏時間)
2003年8月2日(土) 午前 6時00分(日本時間)

 

第7次長期滞在クルー(コマンダーのユーリ・マレンチェンコとNASAの国際宇宙ステーション(ISS)サイエンスオフィサーのエドワード・ルー)は、様々な科学実験や「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)の訓練、ISSの保守作業を行い、ISS滞在14週目を過ごしました。

7月29日にISSに人類が滞在してから1,000日目を迎え、クルーは地上へビデオメッセージを送り、またISS計画に参加している16カ国を代表して5つの宇宙機関の機関長からのメッセージを受け取りました。

ルーは今週、デスティニー(米国実験棟)の微小重力研究グローブボックス(Microgravity Sciences Glovebox:MSG)内に設置された固体液体混合による結晶粒粗大化実験2(Coarsening of Solid-Liquid Mixtures 2:CSLM-2)の作業を行いました。この実験は来週も引き続き行われる予定です。この実験では、ジェットエンジンのタービン翼に見られるような、金属の強度を弱める可能性のある結晶粒粗大化(coarsening)と呼ばれる物理現象について研究されます。ルーはまた、バイオテクノロージー試料温度制御装置(Biotechnology Specimen Temperature Controller:BSTC)の機能点検を行いました。BSTCは、第7次長期滞在クルーが滞在後期で行う予定の流体力学実験で使用されます。

1週間を通して、マレンチェンコは、様々なロシアの医学研究に参加し、長期間の宇宙飛行で微小重力環境が人体に与える影響を調べるためのデータを引き続き収集しました。彼はまた、ロシアとドイツのプラズマ結晶実験3(Plasma Crystal-3:PK-3)の作業を行いました。この実験は、真空チャンバ内で電波により帯電、励起した微粒子(プラズマ)について調べる実験です。

クルーはまた、ブラジルのサンパウロにあるGloboテレビの番組「Fantastico」や、カリフォルニア州エイムズ研究センターでNASA Explorer Schoolsプログラムに参加した教師からの質問に答えました。

1週間を通して、マレンチェンコとルーは、通常のISSの保守作業と、微小重力環境下で長期間生活したときの影響を最小限にするための日々の運動を引き続き行いました。

4月28日にISSに到着した第7次長期滞在クルーは、ソユーズTMA-2宇宙船で10月28日に地球に帰還する予定です。彼らは第8次長期滞在クルー(米国宇宙飛行士のマイケル・フォールとロシア宇宙飛行士のアレクサンダー・カレリ)と交代します。フォールとカレリは、欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士ペドロ・デュークとともにロシアのソユーズ宇宙船に搭乗し、10月18日にISSへ向け打ち上げられる予定です。デュークは、ISSで1週間以上科学実験を行った後、第7次長期滞在クルーとともに地球に帰還する予定です。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また地上のある地点からのISSの可視状況などについてはhttp://spaceflight.nasa.gov/をご覧ください。

ISSでの科学実験の模様については、アラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターのサイトhttp://www.scipoc.msfc.nasa.gov/をご覧ください。

次回のISSステータスレポートは、8月8日、または何かイベントが生じた際に発行する予定です。

 

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2003/iss03-36.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 

最終更新日:2003年8月4日

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