JAXAトップページへ
 JAXAトップページへ宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターサイトマップ
 

国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #03-29

<< #03-28 | #03-30 >>

第7次長期滞在クルー
2003年6月13日(金) 午後 4時00分(米国中部夏時間)
2003年6月14日(土) 午前 6時00分(日本時間)

 

今週、ロシアの無人補給船が、新鮮な食料や新しい衣類、水を搭載し、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしました。プログレス補給船(11P)は、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられてから3日後の6月11日朝、ISSの「ピアース」(ロシアのドッキング室)に自動ドッキングしました。第7次長期滞在クルー(コマンダーのユーリ・マレンチェンコとNASAのISSサイエンスオフィサーのエドワード・ルー)は、6月13日午後から、プログレス補給船(11P)からの荷下ろしを始めました。

プログレス補給船(11P)に搭載されているのは、米国およびロシアモジュール内の環境制御システムの交換部品、事務用品、飲料水タンクふたつ、そしてふたりのクルーの衣料品です。また、欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士ペドロ・デュークのための2組の実験器具一式も搭載されています。デュークは、10月にソユーズTMA-3宇宙船で第8次長期滞在クルーと共に打ち上げられる予定です。またデュークは、マレンチェンコとルーと共に、現在ISSにドッキングしているソユーズTMA-2宇宙船で地球に帰還する予定です。

6月12日には、ルーは微小重力研究グローブボックス(Microgravity Sciences Glovebox:MSG)を使用して、引き続きコロイド溶液中の常磁性体の集合体の構造研究(Investigating the Structure of Paramagnetic Aggregates from Colloidal Emulsions:InSpace)を行いました。InSpace実験は、ブレーキシステムや振動制御システムで使用される流体を改良するのに役立つと期待される、有能な材料を調べる実験です。InSpace実験は、ルーがMSGを使用して行う予定の3つの実験のうちのひとつです。

6月11日、「デスティニー」(米国実験棟)の窓から外を眺めていたとき、ルーは、何かの物体がISSから離れていくのに気付きました。ルーは、その物体が長さ約5cmの長方形の金属片であったと述べました。ISSのフライトコントローラは、その物体はISSの外部から剥がれた小さなラベルの可能性があり、質量が小さいことと相対速度が小さいことから、ISSにとって危険はないと判断しました。しかし、ISSから離れていく前にルーが撮影した物体の写真の解析は引き続き行われます。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日時、また地上のある地点からのISSの可視状況などについてはhttp://spaceflight.nasa.govをご覧ください。

ISSでの科学実験の模様については、アラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターのサイトhttp://www.scipoc.msfc.nasa.govをご覧ください。

次回のISSステータスレポートは、6月20日、または何かイベントが生じた際に発行する予定です。

 

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2003/iss03-29.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 

最終更新日:2003年6月17日

<< #03-28 | #03-30 >>
JAXAトップページへサイトポリシー