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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #03-10

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第6次長期滞在クルー
2003年 3月7日(金) 午後 4時00分(米国中部標準時間)
2003年 3月8日(土) 午前 7時00分(日本時間)

 

国際宇宙ステーション(ISS)の第6次長期滞在クルーは今週宇宙での100日目を迎え、ISSの各種システムの定期保守作業をしたり、「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)を使用してISSを点検したりして過ごしました。

3月4日にはコマンダーのケネス・バウアーソックスとNASAのサイエンスオフィサーのドナルド・ペティットは、カナダアーム2を使用して右舷トラス1(S1)のラジエータビームバルブモジュールの脱着コネクタ(QD)やS0トラスとS1トラス間のインターフフェース部を保護する断熱カバーの状態を点検しました。3月6日にはふたりは左舷のトラス1(P1)でも同様な作業を実施しました。S1トラスとP1トラスはS0トラスに接続されており、両トラスにはそれぞれ8枚のパネルで構成される3基のラジエータを持つ能動的熱制御システムが取り付けられています。

今週の科学実験活動はバウアーソックスが実施する、宇宙飛行中の足と地面の間にかかる力に関するFOOT実験と、フライトエンジニアのニコライ・ブダーリンが実施するロシアの植物成長実験を集中的に実施しました。FOOT実験は20個のセンサーを取付けたライクラ(Lycra)と呼ばれるサイクリング用タイツを着用して、筋肉の電気的活動、尻と膝と足首の関節運動の角度、両足の裏にかかる力などを14時間にわたり測定して記録するものです。測定データはバウアーソックスの腕や足の使い方が地上における場合といかに異なるかを詳細に調査するのに役立ちます。

ぺティはアラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センター(MSFC)で作業するペイロード運用センターの技術者と協力し、「デスティニー」(米国実験棟)内の微小重力実験グローブボックスの不具合を引き続き調査しました。この装置は欧州宇宙機関(ESA)とMSFCの科学者が協力して開発したもので、内部の密閉空間を利用して流体や火を使った実験をすることができます。

3月6日には3人のクルーメンバーは、オハイオ州ペリスバーグのグレンウッド小学校の生徒たちと交信し、7日にはバウアーソックスとペティットはオレゴン州ポートランドのインディアナポリススターとKPAMラジオ局の記者たちと交信しました。インディアナ州のベッドフォードはバウアーソックスの、またオレゴン州シルバートンはペティットの生まれ育った町です。

ISSクルーの活動状況、将来の打上げ予定、世界各地からISSを観察するための情報などは次のURLをご覧ください。
http://spaceflight.nasa.gov/

ISSでの実験実施状況については、アラバマ州ハンツビルNASAマーシャル宇宙飛行センターのペーロード運用センターのサイトをご覧ください。
http://scipoc.msfc.nasa.gov/

この次のISSステータスレポートは3月14日(金)、あるいは何かイベントが発生した時点で発行する予定です。

 

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2003/iss03-10.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 

最終更新日:2003年 3月10日

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