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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

若田宇宙飛行士の活動状況(2014年5月12日)

5月9日、若田宇宙飛行士ら第39次長期滞在クルーは、ソユーズ宇宙船の出発準備とドラゴン補給船の荷物移送と科学実験を行いました。

若田宇宙飛行士、ミハイル・チューリン宇宙飛行士、リチャード・マストラキオ宇宙飛行士は、持ち帰る機器と身の回り品の荷造りをしてソユーズTMA-11M宇宙船(37S)に積み込みました。

3人は、日本時間5月14日午前10時58分頃に、カザフスタン共和国に着陸する予定です。

「きぼう」船内実験室に集合した第39次長期滞在クルー(5月3日)(出典:JAXA/NASA)

若田宇宙飛行士は、「きぼう」日本実験棟の船内実験室で行っている「植物の重力依存的成長制御を担うオーキシン排出キャリア動態の解析(CsPINs)」実験に、より多くの時間を割きました。

CsPINsは、将来の宇宙での耕作のために、植物(特にきゅうりの苗)が重力をどのように感じているのかを調査するものです。

CsPINs

また、若田宇宙飛行士は、48時間にわたって宇宙飛行士の心機能を調べるJAXAの「長期宇宙飛行時における48時間心臓自律神経活動に関する研究(Biological Rhythms 48)」のために 、ラップトップ・コンピュータにデータをダウンロードしました 。

概日リズムデータを補う医学データは、電極、ポータブル心電計、腕時計型活動量計を使用して集められます。

断りの無い限り、日時はISSでの時間(世界標準時(日本時間-9時間))です。

 
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