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若田宇宙飛行士、船外活動に向けた準備やNASAの医学研究に関わる作業を実施(2014年4月17日)
4月16日、若田宇宙飛行士は、NASAのリチャード・マストラキオ、スティーブン・スワンソン両宇宙飛行士とともに、船外活動の実施に向けた準備作業を引き続き行いました。
若田宇宙飛行士は、船外活動クルーが携帯するカメラの設定作業や、船外活動の出入り口となる「クエスト」(エアロック)内の不必要な機器を片づける作業を行いました。
船外活動の準備の他に、長期間の宇宙飛行がヒトの身体に及ぼす影響を調べるNASAの研究の一環で、若田宇宙飛行士は超音波装置を使用してマストラキオ宇宙飛行士の脊柱の検査を行いました。これまでの研究で、微小重力環境下で生活する宇宙飛行士の身長が3%ほど伸び、帰還後には元の身長に戻ることがわかっています。Spinal Ultrasoundと呼ばれるこの医学研究は、微小重力環境下で身長が伸びるメカニズムや、その変化による影響を理解するために行われています。
なお、国際宇宙ステーション(ISS)へ補給品や実験関連の物資を運ぶドラゴン補給船運用3号機の打上げは、米国東部夏時間4月18日午後3時25分(日本時間4月19日午前4時25分)を目標としています。打上げ後、4月20日にドラゴン補給船がISSへ接近すると、若田宇宙飛行士が操作するISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)によってドラゴン補給船は把持され、ISSに結合されます。
ドラゴン補給船運用3号機が4月18日に予定通り打ち上げられると、ISS船外に設置されているコマンドを中継するNASAの装置(Multiplexer-Demultiplexer: MDM)を交換するための船外活動は、米国時間4月23日に実施される予定です。
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