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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

若田宇宙飛行士の活動状況(2014年1月27日)


SPHERES-VERTIGO実験を行う若田宇宙飛行士とリチャード・マストラキオ宇宙飛行士(出典:JAXA/NASA)

1月24日、 若田宇宙飛行士はリチャード・マストラキオ宇宙飛行士とともに、マイケル・ホプキンス宇宙飛行士が行う眼および心臓の超音波スキャン、血圧測定を支援しました。

これは、Ocular Healthと呼ばれる眼の機能障害を調べるNASAの実験の一環です。

これまでISSに長期滞在した宇宙飛行士の間で、視覚に変化が生じた事例が見られたことから、Ocular Healthは、その根本的な原因を調べて対策を開発するために行われています。

また、若田宇宙飛行士とリチャード・マストラキオ宇宙飛行士は、「きぼう」日本実験棟の船内実験室で、SPHERES-VERTIGOという実験に多くの時間を割きました。

SPHERESは、複数のバスケットボールサイズの小型模擬人工衛星を編隊飛行させる実験で、今回の実験では片方のSPHERESにVERTIGO(Visual Estimation and Relative Tracking for Inspection of Generic Objects、対象物を点検するために、光学的に相手の位置を推定して追尾)と呼ばれるステレオカメラを備えています。

2機のうちの1機がゆっくりと宙返りすると、VERTIGOカメラを備えたもう片方のSPHERES衛星はその動きを自動的に把握して相対的な位置関係を把握しました。

この実験を進めることで、不規則に回転している宇宙ゴミ(スペースデブリ)を捕獲するための技術に役立つと考えられます。

断りの無い限り、日時はISSでの時間(世界標準時(日本時間-9時間))です。

 
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