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若田宇宙飛行士、NASAのBody Measures実験を実施(2014年1月24日)
1月23日、若田宇宙飛行士は、午前中の多くの時間をNASAのBody Measuresという実験に費やしました。
この実験は、微小重力下に長期滞在する宇宙飛行士の身体の大きさの変化や変わり易さを理解するために行われている実験です。身体の大きさがどのように変化するかを知ることは、クルーの能力を最大限引き出すことにつながるとともに、宇宙服や作業場所などを身体の大きさに合わせる調節作業の時間削減にもなります。また、この実験の結果は、地上で長期に渡って寝たきりになると身体に起こる変化を理解することにも役立てられます。若田宇宙飛行士は、リチャード・マストラキオ宇宙飛行士の助けを得て身体の各部のサイズをメジャーで測定しました。
またこの日、若田宇宙飛行士は、マイケル・ホプキンス、マストラキオ両宇宙飛行士と一緒に、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)のミッション・コントロール・センターにいる専門家と、米国時間の2月22日に打ち上げられる予定のドラゴン補給船で地上に持ち帰る機器や実験試料の荷づくりの計画について話し合いました。その後、若田宇宙飛行士は、早速いくつかの回収物資を梱包する作業を行いました。
ロシアのクルーは、1月27日に実施する船外活動の準備を進めています。オレッグ・コトフ宇宙飛行士とセルゲイ・リザンスキー宇宙飛行士は、船外活動で使用する道具や、自らが着用するオーラン宇宙服の装備品の確認作業を行いました。船外活動では、地球観測用のカメラが「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)に設置される予定です。
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