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若田宇宙飛行士、船外活動クルーの医学検査を実施(2013年12月27日)
国際宇宙ステーション(ISS)に滞在するクルーは、12月25日はクリスマス休暇を取りました。
12月26日には、米国の船外活動で使用された船外活動ユニット(Extravehicular Mobility Unit: EMU)や船外活動ツールを片づける作業が行われました。若田宇宙飛行士は、船外活動を担当したリチャード・マストラキオ宇宙飛行士とマイケル・ホプキンス宇宙飛行士に対して、船外活動後に通常実施する医学検査を行いました。
またこの日、ISSでは、12月27日に計画されているロシアの船外活動に向けた準備が行われました。
ロシアのオレッグ・コトフ宇宙飛行士とセルゲイ・リザンスキー宇宙飛行士が担当するこの船外活動では、「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)に地球を撮影する高精細度ビデオカメラを設置する作業などが行われます。
船外活動は、日本時間12月27日午後10時から開始される予定です。この船外活動の模様はNASA TVで中継される予定です。
なお、米国の船外活動で交換されたポンプモジュールは、現在正常に稼働しています。停止していた外部熱制御システム(External Thermal Control System: ETCS)1系統も復旧し、発熱を抑えるために停止されていたISSのシステム機器や実験機器への電源供給も再開されています。
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