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船外活動実施、若田宇宙飛行士はロボットアームで支援(2013年12月24日)
12月21日、国際宇宙ステーション(ISS)では、NASAのリチャード・マストラキオ宇宙飛行士とマイケル・ホプキンス宇宙飛行士が、ISSの外部熱制御システム(External Thermal Control System: ETCS)のポンプモジュールを交換するために数回にわたって実施する船外活動の第1回目を行いました。
船外活動は、日本時間12月21日午後9時01分から開始され、5時間28分にわたり行われました。
この船外活動では、故障したポンプモジュールの取外し準備作業までが計画されていましたが、作業が予定よりも早く進んだため、次回の船外活動で予定されていた、故障したポンプモジュールを取り外してモービルベースシステム(Mobile Base System: MBS)に仮置きする作業までが行われました。
この船外活動において、若田宇宙飛行士はISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)の操作を担当し、SSRMSの先端に乗ったマストラキオ宇宙飛行士を作業場所まで移動させることで船外活動を支援しました。
なお、船外活動終了後、マストラキオ宇宙飛行士が着用していた船外活動ユニット(Extravehicular Mobility Unit: EMU)のサブリメータ(宇宙服内の熱を排出するための装置)に水が入った可能性があるため、次回の船外活動では別のEMUを着用することになりました。次回の船外活動は、当初12月23日に計画されていましたが、12月24日に実施されることになり、12月23日にEMUの調整を行うことになりました。
12月23日、マストラキオ宇宙飛行士とホプキンス宇宙飛行士は、24日の船外活動でマストラキオ宇宙飛行士が着用するEMUのサイズ調整を行い、その後、若田宇宙飛行士と一緒に、次回の船外活動の手順を確認しました。若田宇宙飛行士は、24日の船外活動で再びSSRMSの操作を行い、船外活動クルーの作業を支援する予定です。
12月24日の船外活動では、船外保管プラットフォーム3(External Stowage Platform: ESP-3)に保管されている予備の新しいポンプモジュールをETCSに組み込む作業が行われます。
12月24日の船外活動は、日本時間12月24日午後9時10分から開始される予定です。この船外活動の模様はNASA TVで中継される予定です。
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