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若田宇宙飛行士ら、ISS第38次長期滞在を開始(2013年11月11日)
若田宇宙飛行士が滞在する国際宇宙ステーション(ISS)では、11月9日から10日にかけてロシアの船外活動が行われました。11日にはソユーズTMA-09M宇宙船が分離し、若田宇宙飛行士らは第38次長期滞在クルーとしての活動を開始しました。
船外活動は日本時間11月9日午後11時34分に開始され、5時間50分にわたり実施されました。船外活動を担当したオレッグ・コトフ、セルゲイ・リザンスキー両宇宙飛行士は、米国時間8月22日に第36次長期滞在クルーにより実施された船外活動の作業の続きとして、カメラのプラットフォームと船外活動作業用プラットフォームの整備作業を行いました。今回の船外活動では、若田宇宙飛行士らが搭乗したソユーズTMA-11M宇宙船で運んだソチオリンピックのトーチをISSの船外に持ち出すパフォーマンスも行われました。
11月11日には、第36/第37次長期滞在クルーとしてISSに滞在していたフョードル・ユールチキン、カレン・ナイバーグ、ルカ・パルミターノ宇宙飛行士の3名が、ソユーズTMA-09M宇宙船に搭乗し、地上に帰還しました。第36/第37次長期滞在クルーの帰還に先立ち、ユールチキン宇宙飛行士からコトフ宇宙飛行士に、ISSの指揮権が移譲されました。ソユーズTMA-09M宇宙船は、日本時間11月11日午前8時26分に分離し、コトフ宇宙飛行士をコマンダーとする第38次長期滞在が開始されました。
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