このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。

<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。

サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

若田宇宙飛行士の活動状況(2014年2月20日)

2月19日、若田宇宙飛行士と「きぼう」日本実験棟の運用管制員は、米国NanoRacks社の衛星放出機構を使った超小型衛星放出準備を行いました。

次回の超小型衛星放出に備えて、親アーム先端取付型実験プラットフォーム(Multi-Purpose Experiment Platform: MPEP)が「きぼう」エアロックに戻されました。

この操作は、JAXAの運用管制員が遠隔操作で「きぼう」のロボットアームを操作して行われ、若田宇宙飛行士はその作業を支援しました。

2回目の超小型衛星の放出は、2月25日から開始される予定です。

生命科学分野の実験として、若田宇宙飛行士は、「きぼう」の中で乾燥したネムリユスリカの幼虫を水で戻して観察しました。

ネムリユスリカはアフリカの半乾燥地帯に生息する昆虫で、幼虫は完全な乾燥状態に耐えることができるため、宇宙環境でも乾燥に耐えるか、微小重力環境で遺伝子変異を起こさないか調査します。

また若田宇宙飛行士は、VIABLE(eValuatIon And monitoring of microBiofiLms insidE the ISS)実験も行いました。

VIABLE実験とは、ISS内で各種材料に菌膜がどのような影響を与えるかを調べるNASAとイタリア宇宙機関(ASI)の実験です。

写真:より大きな写真へ

「コロンバス」(欧州実験棟)内でReversible Figures実験を行う若田宇宙飛行士(2013年11月14日撮影)(出典:JAXA/NASA)

宇宙医学分野の実験として、若田宇宙飛行士は、欧州宇宙機関(ESA)が実施するReversible Figuresという実験に参加しました。

Reversible Figures実験は、反転図形(ひとつの図形で複数の見方ができるもの)を利用して、微小重力環境に適応する宇宙飛行士の神経前庭系が3次元構造の知覚にどのような影響を及ぼすかを調べる実験です。


断りの無い限り、日時はISSでの時間(世界標準時(日本時間-9時間))です。

 
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約