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若田宇宙飛行士の活動状況(2014年2月12日)
2月10日、若田宇宙飛行士は、地球を撮影するためにキューポラで超高感度4Kカメラシステムをセットアップしました。今回の撮影は、昼間のインド、南米、アフリカの大地溝帯、夜間の米国などを対象としました。
この日、「きぼう」日本実験棟の船外では、地上からの操作で「きぼう」のロボットアームの運用が行われました。運用管制チーム(JAXA Flight Control Team: JFCT)内でロボットアームの運用を担当するKibo Robotics Team(KIBOTT)は、「きぼう」のエアロックから搬出した米国NanoRacks社の衛星放出機構を「きぼう」ロボットアームで把持し、衛星を放出する位置までロボットアームを移動させました。
2月11日、若田宇宙飛行士は、米国防総省の研究の一環であるSPHERES-RINGSと呼ばれる実験に関連する作業をマイケル・ホプキンス宇宙飛行士と一緒に行いました。この実験は、磁力を利用した衛星の編隊飛行や衛星間での無線電力伝送をSPHERESと呼ばれるバレーボール大の人工衛星2機を使用して行い、その様子を観察するものです。
午後には医学実験に関わる作業を行いました。若田宇宙飛行士は、超音波スキャン装置の電源を入れ、撮影した映像を地上に送信する機能をテストしました。テストを終えた後には、定期的に行っている聴力検査を行いました。
なおこの日、「きぼう」船外では、米国の超小型衛星4機が放出されました。超小型衛星は2月12日にも放出される予定です。
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