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大西宇宙飛行士ウィークリーレポート（2016年9月30日）

多目的実験ラック（MSPR）への設置が完了した液滴群燃焼実験供試体（GCEM）（9月28日撮影）
（出典：JAXA/NASA，大西宇宙飛行士のGoogle+より）

9月23日～9月29日の大西宇宙飛行士は、「きぼう」日本実験棟で初となる燃焼実験を行うための準備など、「きぼう」での作業を多く行いました。

現在、大西宇宙飛行士から届いた軌道上動画を続々と公開しています。宇宙から見える絶景を映したものからISSでの生活の様子、ISSのリブースト（軌道高度上昇）の解説まで幅広いジャンルの動画がありますので、ぜひご覧ください。

大西宇宙飛行士ISS長期滞在　ビデオライブラリ

今週の「きぼう」

GCEMをCCEに組み込む様子（9月27日撮影）
（出典：JAXA/NASA，大西宇宙飛行士のGoogle+より）

• 液滴群燃焼実験供試体（Group Combustion Experiment Module: GCEM）の組立ておよび燃焼実験チャンバー（Chamber for Combustion Experiment: CCE）への収納、多目的実験ラック（Multi-purpose Small Payload Rack: MSPR）への設置
• 「宇宙環境における健康管理に向けた免疫・腸内環境の統合評価」（Multi Omics）に係る作業


• 「高プラントル数流体のマランゴニ振動流遷移における液柱界面の動的変形効果の実験的評価」（Dynamic Surf）の実験設備のメンテナンス


• 米国NanoRacks社の衛星放出機構の「きぼう」エアロック内スライドテーブルからの取外し作業

今週のISS

【システム関連作業】

• シグナス補給船運用6号機（OA-5）の到着に備えた軌道上訓練

【実験関連作業】

• 長期宇宙滞在中に宇宙飛行士が必要なエネルギー量を調べる欧州宇宙機関（ESA）の研究（ENERGY）に係る作業


• 健康管理の一環としての体力測定作業

＊断りの無い限り、日時はISSでの時間（世界標準時（日本時間-9時間））です。

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