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星出宇宙飛行士、ガガーリン宇宙飛行士訓練センター(GCTC)での最終試験を終了 (2012年6月21日)
国際宇宙ステーション(ISS)第32次/第33次長期滞在クルーの星出宇宙飛行士らは、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センター(Gagarin Cosmonaut Training Center: GCTC)にて、現地時間6月19日から20日にかけて、ISSのロシアモジュールおよびソユーズ宇宙船に関する最終試験に臨み、見事合格しました。
試験は、ソユーズ宇宙船とISSのロシアモジュールに関してそれぞれ1日がかりで行われました。星出宇宙飛行士らプライムクルー3名と、バックアップクルー3名に別れて、1日ずつ交代でISSのロシアモジュールとソユーズ宇宙船の運用を模擬したシミュレーション試験が実施されました。
6月19日の試験1日目、星出宇宙飛行士らプライムクルーは、ロシアモジュールに関わる試験を受けました。試験では、空気浄化システムの真空ポンプの故障やトイレのトラブル、火災発生を想定した対応などの課題が出されました。
試験2日目となる6月20日、星出宇宙飛行士らプライムクルーは、ソユーズ宇宙船の試験に臨みました。試験はシミュレータを使用して行われ、ISSまで5kmの地点でKurs自動ドッキングシステムが故障した場合のシナリオなど、複数の異常に対して、対処する技術が試されました。
星出宇宙飛行士らは、見事最終試験に合格し、ロシア連邦宇宙局(FSA)により、ソユーズ宇宙船(31S)搭乗クルーとして正式に承認されました。
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