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星出宇宙飛行士、US EVA20の後作業や日本の医学実験を実施(2012年11月 5日)
11月2日、星出宇宙飛行士は、主に米国の船外活動(US EVA20)の後作業を行いました。
「クエスト」(エアロック)の設定を元に戻したほか、US EVA20で使用した機器を元の保管場所に戻す作業を行いました。また、国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)の操作卓の電源を落としました。
サニータ・ウィリアムズ、ケビン・フォード両宇宙飛行士とともに、US EVA20に関する報告を地上のEVAの専門家と行いました。
また、EVA後の健康状態を調べるため、ウィリアムズ、フォード両宇宙飛行士とともに、聴診器や体温計、血圧計などを使用して、互いの医学データを取得しました。
その他の作業では、「デスティニー」(米国実験棟)の窓のシャッターを開け、地上の撮影のため、米国の農業カメラ(ISS Agriculture Camera: ISSAC)を起動させました。ISSACは、地上からの要望に応じ、地上の映像を取得して、農業や天然資源の管理者、教育者などに提供しています。
11月3日は、JAXAの「長期宇宙飛行時における心臓自律神経活動に関する研究(Biological Rhythms)」を開始しました。携帯型の心電計で48時間分の心電波形の記録をとります。この記録は、「宇宙医学実験支援システム」を使用しており、システムの機能検証も兼ねています。
11月4日は、「きぼう」日本実験棟の冷凍・冷蔵庫(Minus Eighty degree Celsius Laboratory Freezer for ISS: MELFI)の実験サンプルの保管スペース確保のため、冷凍庫内の凍結保冷剤を移動しました。
また、米国の健康維持システム(Health Maintenance System: HMS)の一環で、遠近両方の視力検査を行い、目の状態に関するアンケートに回答し、地上にデータを送信しました。
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