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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

星出彰彦宇宙飛行士

星出宇宙飛行士の作業状況(2012年10月23日)

10月23日、星出宇宙飛行士は、「きぼう」日本実験棟で実施中の生命科学実験「植物の抗重力反応機構-シグナル変換・伝達から応答まで(Resist Tubule)」に関連する作業や、現在実施が検討されている船外活動に向けた準備作業などを行いました。

Resist Tubule実験に関連するクルーの作業に慣れるために、手順書とビデオ映像を確認し、実験後の試料を化学固定するためのKFT固定チューブと呼ばれる円筒形の容器の扱いを確認しました。

「きぼう」日本実験棟船内実験室では、冷凍・冷蔵庫(Minus Eighty degree Celsius Laboratory Freezer for ISS: MELFI)が収納されているラックの起動準備として、MELFIから乾燥材を取り出しました。この日の遅く、MELFIは、耐故障の観点から備えられている予備の保管スペースのメンテナンスのために起動されました。

水再生システム(Water Recovery System: WRS)に関わる作業として、保管されていた水バッグ(Contingency Water Container-Iodine: CWC-I)をいつでも使用できるように掃除する作業や、ポンプを使用して水処理装置(Water Processing Assembly: WPA)の貯水タンクにCWC-Iから水を移す作業を行いました。

「コロンバス」(欧州実験棟)では、肺機能システム(Pulmonary Function System: PFS)の機器の組立作業を行いました。星出宇宙飛行士は、10月23日に、この機器を使用して、長期滞在ミッション中、およびその前後の酸素摂取量の変化を調査するNASAの研究(VO2max)の一環で、軌道上で自身にとって4度目となるセッションを行う予定です。

船外活動に向けた準備としては、サニータ・ウィリアムズ宇宙飛行士と、およそ3時間にわたって、船外活動で実施する作業項目や手順を確認し、船外活動で実施する作業を想定した軌道上訓練などを行いました。地上の飛行管制官と打ち合わせや、使用する機器の準備も行いました。

その他、10月16日に計測した国際宇宙ステーション(ISS)船内の音響データを、地上へ送信するためにクルー健康管理システム(Crew Health Care System: CHeCS/IMS)のコンピュータへ転送する作業や、酸素分析装置のセンサの校正作業、精神運動覚醒検査(Reaction Self Test: RST)などを行いました。

断りの無い限り、日時はISSでの時間(世界標準時 (日本時間-9時間))です。

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