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星出宇宙飛行士の作業状況(2012年10月 3日)
10月2日、星出宇宙飛行士は、ドラゴン補給船運用1号機(SpX-1)の到着に向けた訓練や、国際パートナーの医学研究に関する作業、米国の国際宇宙ステーション(ISS)トイレ(Waste and Hygiene Compartment: WHC)の故障修理などを行いました。
星出、サニータ・ウィリアムズ両宇宙飛行士は、地上の運用管制チームとともに、ROBoT(Robotics Onboard Trainer)と呼ばれる訓練用のソフトウェアを使用して、ISSとランデブ飛行するドラゴン補給船運用1号機をISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)で把持するシミュレーション訓練を行いました。
訓練終了後、星出、ウィリアムズ両宇宙飛行士は地上の運用管制チームと技術報告会を行い、訓練で使用した機材を片づけました。ドラゴン補給船運用1号機は、10月8日にファルコン9ロケットにより、米国フロリダ州のケープカナベラル空軍基地40番射点から打ち上げられ、10月10日にISSへ係留される予定です。
星出宇宙飛行士は、NASAの統合的心血管(Integrated Cardiovascular: ICV)実験の一環として、「デスティニー」(米国実験棟)にて、ウィリアムズ宇宙飛行士の支援を得ながら身体に電極を付けて超音波スキャンによる心拍数の測定を行いました。得られたデータは地上へ送信するためのコンピュータに転送しました。
「コロンバス」(欧州実験棟)にある軌道上加速重量計測実験装置(Space Linear Acceleration Mass Measurement Device: SLAMMD)を使用して、ウィリアムズ宇宙飛行士とともに、月に1度の体重測定を行いました。
そのほか、WHCの故障修理として、動作不良の原因となっていたポンプとホースを含むタンクの交換作業を行いました。交換後、WHCが正常に動作することを確認しました。
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