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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

星出彰彦宇宙飛行士

星出宇宙飛行士の作業状況(2012年9月21日)

ドラゴン補給船運用1号機の把持のシミュレーション画面(出典:JAXA/NASA)

ドラゴン補給船運用1号機の把持のシミュレーション画面(出典:JAXA/NASA)

9月20日、星出宇宙飛行士は、ドラゴン補給船運用1号機(SpX-1)の到着に向けた訓練や、欧州補給機(Automated Transfer Vehicle: ATV)3号機、「エドアルド・アマルディ」の分離に向けた作業などを引き続き行いました。

星出宇宙飛行士は、ROBoT(Robotics Onboard Trainer)と呼ばれる訓練用のソフトウェアを起動して、サニータ・ウィリアムズ宇宙飛行士とともに、ドラゴン補給船運用1号機を国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)で把持し、ISSへ係留させるためのシミュレーション訓練を行いました。ドラゴン補給船運用1号機は、10月8日の打上げを目標として地上での準備が進められており、10月10日にISSへ係留される予定です。

ATV3の分離に向けた準備としては、ATV3の与圧部内にISSの廃棄品を積み込む作業を行い、搭載状況を写真に記録しました。ATV3は、9月25日にISSから分離する予定です。

そのほか、ウィリアムズ、ユーリ・マレンチェンコ両宇宙飛行士とともに、ISSで緊急事態が発生した場合に備え、対応手順などを復習する約1時間の訓練を行いました。

「国際宇宙ステーション内における微生物動態に関する研究(Microbe)」の第3回目の実験(Microbe-3)に関する作業として、昨日に続き、「きぼう」日本実験棟内の勾配炉実験ラックの温度勾配炉(Gradient Heating Furnace: GHF)下部からサンプルを採取しました。

飛行中の健康管理の一環として、ウィリアムズ宇宙飛行士とともに、精神運動覚醒検査(Reaction Self Test: RST)を行いました。RSTはISS滞在中の疲労の影響を調べる検査で、概日リズムの変化や睡眠時間の制限、長時間勤務シフトなどに影響される注意力などの神経行動の変化、精神運動の速度、状態の安定性、衝動性などが客観的に評価されます。また、ロシアの健康状態をモニタするプログラムの一環として、マレンチェンコ宇宙飛行士とともに、起床後すぐの尿検査も行いました。

そのほか、ARISS(Amateur Radio on the International Space Station)プログラムの一環として、「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)のアマチュア無線機器を起動し、米国のサンセットヒルズ小学校の子供たちと交信しました。

断りの無い限り、日時はISSでの時間(世界標準時 (日本時間-9時間))です。

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