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星出宇宙飛行士は船外活動の後作業などを実施(2012年9月 7日)
9月6日、星出宇宙飛行士は、9月5日に実施した船外活動(US EVA19)の後作業など、比較的負荷の軽い作業を行って1日を過ごしました。
星出、サニータ・ウィリアムズ両宇宙飛行士は、US EVA19で使用した2着の船外活動ユニット(Extravehicular Mobility Unit: EMU)のクリーニング、二酸化炭素吸着装置(METOXキャニスタ)やバッテリなどの装備品を取り外して収納する作業などを行い、EMUを長期保管時の状態に戻しました。また、地上の運用管制チームと国際宇宙ステーション(ISS)とを結んで行われたUS EVA19の技術報告会に、ジョゼフ・アカバ宇宙飛行士とともに参加しました。
また、星出宇宙飛行士は、US EVA19を行う間、無線周波数の干渉を避けるために電源を落としていた「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)と「コロンバス」(欧州実験棟)のアマチュア無線設備を再び起動する作業や、船外活動用工具の片付けなどを行いました。
他の作業としては、米国の水再生システム(Water Recovery System: WRS)にて、水処理装置(Water Processing Assembly: WPA)の取水先を、「デスティニー」(米国実験棟)の汚水タンクに切り替える作業を行いました。また、非常時用貯水容器(Contingency Water Container: CWC)からWPAの飲料水タンクに水を移すために使用していたポンプを停止しました。
そのほか、国際パートナーの実験に関する作業として、ウィリアムズ宇宙飛行士とともに、米国の周期的な健康状態に関する研究「PHS(Periodic Health Status)/Without Blood Labs exam」の4回目を行い、聴診器や体温計、血圧計などを使用して必要なデータを取得しました。
また、欧州宇宙機関(ESA)およびドイツの長期宇宙滞在中の概日リズムの変化についての研究「CRHYT(Circadian Rhythms)」の3回目に向け、就寝前に計測データ取得のための装置が付いたベルトを身につけました。ベルトは36時間身につけて計測します。
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