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星出宇宙飛行士、作業を完遂して船外活動を終了(2012年9月 6日)
日本時間9月6日午前2時34分、星出、サニータ・ウィリアムズ両宇宙飛行士による船外活動(US EVA19)が終了しました。船外活動時間は、6時間28分でした。
星出、ウィリアムズ両宇宙飛行士は、S0(エスゼロ)トラス上で電力切替装置#1(Main Bus Switching Unit #1: MBSU#1)のボルトとボルトを受ける支柱の目視点検を行った後、船外活動用工具を用いて、付着していた微細な金属粉の清掃とグリースによる潤滑を行いました。そして、MBSU#1を取り付け位置に戻し、2箇所のボルトの締結を実施しました。ボルトは正常に締結され、その後、MBSU#1の起動が確認されたことにより、MBSU#1の取り付け作業は完了しました。
MBSU#1の取り付け後、8月30日のUS EVA18で時間がなかったため見送られていた国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)のカメラ・照明装置(Camera Light Pan/Tilt Assembly: CLPA)の交換作業が行われました。
星出宇宙飛行士は、MBSU#1の取り付け作業中に乗っていたSSRMSから降り、CLPAの交換作業を行う場所に移動しました。その後、ISS船内からSSRMSを操作するジョセフ・アカバ宇宙飛行士が、作業に適した位置にSSRMSを動かすのを待って、ウィリアムズ宇宙飛行士とともに故障したCLPAの交換作業を実施しました。
CLPAの交換作業を完了した後、星出、ウィリアムズ両宇宙飛行士は、足場として使用していた関節付きポータブル・フット・レストレイント(Articulating Portable Foot Restraint: APFR)の回収や船外活動用工具の片付けなどを行い、ISS船内に戻って船外活動を終了しました。
今回の船外活動は、星出宇宙飛行士にとって2回目の船外活動であり、ウィリアムズ宇宙飛行士にとっては6回目の船外活動でした。なお、ウィリアムズ宇宙飛行士は、今回の船外活動でペギー・ウィットソン宇宙飛行士の39時間46分の記録を抜き、船外活動の累積時間で女性として世界第1位を記録しました。
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