このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
星出宇宙飛行士はHair実験のサンプリングを実施(2012年8月16日)
8月15日、星出宇宙飛行士は、「長期宇宙滞在宇宙飛行士の毛髪分析による医学生物学的影響に関する研究(Hair)」のために、自身の髪の毛をサニータ・ウィリアムズ宇宙飛行士に採取してもらい、冷凍・冷蔵庫(Minus Eighty degree Celsius Laboratory Freezer for ISS: MELFI)の摂氏マイナス95度に設定されたトレイに保存しました。
星出宇宙飛行士は、精神運動覚醒検査(Reaction Self Test: RST)も行いました。RSTは国際宇宙ステーション(ISS)滞在中の疲労の影響を調べる検査で、概日リズムの変化や睡眠時間の制限、長時間勤務シフトなどに影響される注意力などの神経行動の変化、精神運動の速度、状態の安定性、衝動性などが客観的に評価されます。
また、8月20日にゲナディ・パダルカ、ユーリ・マレンチェンコ両宇宙飛行士が実施するロシアの船外活動の準備に加わり、星出宇宙飛行士は、パダルカ、マレンチェンコ両宇宙飛行士と地上の専門家と一緒に、船外への出口となる「ピアース」(ロシアのドッキング室)に搭載されている機器の操作手順を、手順書を見ながら確認しました。
自身が担当する8月30日の米国の船外活動に向けた準備も行い、地上から送られてきた船外活動で実施する作業の手順書をコピーし、作業内容を確認しました。
その他、眼に関する研究の一環で、ジョセフ・アカバ、ウィリアムズ両宇宙飛行士とともに、検眼鏡を用いてお互いの眼を検査し、取得した眼の画像と映像を、地上の専門家の分析のために保存しました。
この日は、筑波宇宙センター(TKSC)の「きぼう」日本実験棟運用管制室との定期的な作業確認のための交信も行いました。
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |