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星出宇宙飛行士、多目的実験ラックに関わる作業などを実施(2012年8月14日)
8月13日、星出宇宙飛行士は、「きぼう」日本実験棟の多目的実験ラック(Multi-purpose Small Payload Rack: MSPR)のラップトップのハードディスクドライブを交換し、動作確認を行いました。
また、星出宇宙飛行士は、NASAのSPRINT(Integrated Resistance and Aerobic Training Study)の一環で、超音波装置、ビデオカメラ、マルチプロトコルコンバータを準備し、自身の右足の大腿部とふくらはぎにマーキングした後、ジョセフ・アカバ宇宙飛行士の支援の下、大腿部とふくらはぎに機器を装着し、地上のチームの遠隔操作により筋量の計測を行いました。SPRINTは、長期滞在クルーを被験者として、高負荷・短時間の運動で、筋萎縮や骨量の減少を最小限に抑えるプログラムを開発するための実験で、この検査は長期滞在中の筋量の変化を記録するために行われたものです。
この日、星出宇宙飛行士は、SPRINTの手順に沿って、改良型エクササイズ装置(Advanced Resistive Exercise Device: ARED)を使用した抵抗運動と、制振装置付きトレッドミル2(T2/COLBERT)を使用したエクササイズも実施しています。
その他に、自身の気分や感情の状態を測定するアンケート(Profile of Mood Status: POMS)に回答し、地上に回答データを送信したほか、国際宇宙ステーション(ISS)内の不要品を回収して廃棄に備えて欧州補給機(Automated Transfer Vehicle: ATV)3号機に積み込む作業や、T2のシステムや構成品の月に一度の検査などを行いました。
また、食事によって宇宙飛行士の骨量減少を抑制するNASAの研究を評価する一環で、星出宇宙飛行士は、サニータ・ウィリアムズ宇宙飛行士の採血を行いました。
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