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星出宇宙飛行士らポート共有実験装置の取付けを実施(2012年8月10日)
8月9日、星出宇宙飛行士は、ジョセフ・アカバ宇宙飛行士とともに「きぼう」ロボットアームを操作し、曝露パレットに搭載されていた日本のポート共有実験装置(Multi-mission Consolidated Equipment: MCE)を移設し、「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォームに取り付ける作業を行いました。
MCEは、5種類の独立した目的を持つ機器を搭載しており、国際宇宙ステーション(ISS)ならではの曝露環境に置かれたそれぞれの機器は、今後、実験などの各ミッションで活用されます。
空になった曝露パレットは、日本時間8月10日午後、地上からの遠隔操作、およびISSクルーのロボットアーム操作により、「こうのとり」3号機の補給キャリア非与圧部に戻されます。
星出宇宙飛行士は実験活動も行い、NASAの健康維持システム(Health Maintenance System: HMS)の一環で、視力検査を行ったほか、宇宙飛行士の中枢神経系へ長期間の飛行が与える影響(ALTEA)の実験のため、宇宙放射線を遮断するシールドの交換を行いました。
その他、サニータ・ウィリアムズ、ユーリ・マレンチェンコ宇宙飛行士とともに、医療緊急時に備えた軌道上訓練を実施しました。鼻血が出た場合や目を怪我したときなどの処置手順や、微小重力環境下で心肺蘇生に必要な機器の持ち運び方法や機器を広げる場所について訓練を行いました。
星出宇宙飛行士は多忙な時間の合間をぬって、日本宇宙少年団との交信イベントを行い、小・中学生からの質問に答えました。
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